【ハリポタ】黒い犬が私に付きまとう件について (ページ49)

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『あ、ここね！』

ドレスを仕立ててくれそうなお店を見つけた

シリウスが慣れた手つきで注文していくのを見ていた。

…前のホグズミードは、色々あって行けなかったからなあ

今は2人で入れて、凄く嬉しい。

ｼﾘｳｽ｢A、サイズを測るらしい｣

『ええ！楽しみね』

何パターンかドレスの形を見せられ、シリウスには見せないように決めた。

ｼﾘｳｽ｢俺も見たいんだが｣

『だめよ。当日までお楽しみ！』

その後は二人でバタービールを飲んで、私用のお菓子を買いだめた。

ｼﾘｳｽ｢クリスマスまでには届けるように伝えたから、じゃあお姫様、今日は楽しいデートだったな｣

そう言ってシリウスは私にキスをして去っていった。

『はっ、え、！？』

初めてのキスは、甘くて、心臓が跳ねてまろびでそうだった。

『…ばか』

……愛してるわ、シリウス。

私も談話室から自室へと戻った。

『リリー？どうしたの？固まっちゃって』

リリー｢A〜…どうしよ、パートナーにって誘われちゃった！！｣

『お、落ち着いてリリー！誘われたってクリスマスの？』

落ち着かない様子でリリーが私に詰め寄ってきた。

リリー｢ポッターに誘われて、それで、私！！｣

『あーはいはい。答えちゃったのね？』

リリー｢…ええ、｣

あああもう！！私の親友可愛すぎ！！！

『じゃあ、おめかししなきゃだね？』

リリー｢でも私、魔法界のこういうの初めてで…｣

『あなたの目の前にいるのは誰？こう見えてもアーバスノットは有名なのよ？』

リリーは私に抱きついてきた。

リリー｢あなたがいて本当に良かったわ！！｣

『私もリリーと親友で良かったわ』

リリーのドレスも決めて、私のドレスも届いた頃、

いよいよクリスマス当日だ。