･ ページ48
ｼﾞｪｰﾑｽﾞ｢シリウス、お前少しは隠したらどうだ？｣
ｼﾘｳｽ｢あ？いいだろ別に｣
『ば、バカシリウス！！ちゃんと閉めなさいよ！！』
私が嫌がらせでつけたシリウスへのキスマは、シリウスが制服を着崩しているせいで全校生徒へ見られた。
ｼﾘｳｽ｢うちの姫がつけてくれた痕を隠すなんてしねえよ｣
『もう二度と付けないわ！』
ｼﾘｳｽ｢ごめんって、あ、そうだ。次のホグズミードはドレスでも頼もう。｣
『……クリスマスの？』
ｼﾘｳｽ｢ああそうだ！君の青い瞳に似合う素敵なドレスを！｣
全く、調子が良いんだから。
『そうね？シリウスの髪色も入れたいわ』
ｼﾘｳｽ｢じゃあ黒と水色の神秘的なドレスでもどうですか？お姫様？｣
『嬉しいわ、私の愛しい王子様！』
ｼﾘｳｽ｢もう一回だけ言ってくれ！！！頼む！！｣
ｼﾞｪｰﾑｽﾞ｢僕の前でイチャつくのやめてくれないかなあ｣
『あらジェームズ、最近リリーといい感じだって聞いたけど？』
リリー｢ちょっとA！巻き込むのはやめて！｣
リリーとセブルスが話すことは無くなったし、
ジェームズもセブルスを表立っていじめることが無くなった。
そして、リリーの気持ちはジェームズに傾いていた。
ジェームズは気づいてないみたいだけどリリーの親友の私にかかれば全部お見通しよ！！！
ｼﾘｳｽ｢じゃあ俺らは二人で行くから。そっちはご自由に〜｣
シリウスに手を引かれてホグズミードに向かった。
『…………。』
あれ、おかしい、
ｼﾘｳｽ｢あー……。大丈夫か？息できるか｣
ﾊｯﾊｯと息が上がっていく。
おかしいな、別に走ってないんだけど
ｼﾘｳｽ｢大丈夫だ。お前はひとりじゃない。俺が命に変えてもお前を守るから、安心していい。｣
ホグズミードが、少しだけ怖かった。
オリオンおじさんがあの死喰い人を処理してくれたのは知っている。だけど、だけど、ヴォルデモートは死んでない。
だから、ホグワーツを離れるのが少しだけ、怖かった。
ｼﾘｳｽ｢どうしても辛いなら、城に戻ろう！｣
『大丈夫！！！……私、シリウスとお揃いカラーのドレス着たい。』
ｼﾘｳｽ｢……辛かったすぐに言うんだ。分かったか？｣
『ありがとう、私の王子様。』
シリウスと繋いでる手が暖かくて、自然と笑みが零れた。
……大好きだなあ、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クリームソーダ | 作成日時：2024年2月4日 16時
