【ハリポタ】黒い犬が私に付きまとう件について (ページ47)

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ｼﾘｳｽ｢……なあ、A。制服開けすぎじゃないか？｣

『え？……いつもと同じだけど』

どうしちゃったのシリウス、

私が制服着崩してるのは今に始まった事じゃないじゃない！

ｼﾘｳｽ｢……他の男が興奮したらどうすんだ！｣

『全くシリウスったら、思春期真っ只中なんだから！』

私はモテないんだから誰も見てないわよ！！

ｼﾘｳｽ｢俺は嫌だ！閉めろ！｣

『だってネクタイ苦しいんだもの！！』

ｼﾘｳｽ｢Aはモテるから、他の男に見せたくない｣

『私モテないよ？告白されたことないし』

ｼﾘｳｽ｢当たり前だ俺が横で睨んでたんだから｣

えっ

『え？』

ｼﾘｳｽ｢Aがどうしてもしめないなら、閉めないといけないようにするしかないけど｣

談話室でシリウスがずいずいと近づいてきた。

『え、、あ、ちょっ……！』

なんでこんな時に限って誰もいないの！

いつも周りで保護者ヅラして見守ってるくせに！！

シリウスの髪が首元をくすぐった。

『いたっ……』

ｼﾘｳｽ｢これでもう胸元開けないだろ｣

『なっなっ……なんてこと！！シリウス！！』

シリウスのせいで首元に歯型が出来てしまった。

このバカ犬！！！

一週間以上制服をきっちり着ることになってしまった。

みんなになんで閉めてるのか聞かれたけど言えるわけない。

横でシリウスはニヤニヤしてるし。

お返しにキスマつけてあげたからシリウスもしばらく制服しっかり着て苦しめばいいのよ！！