【ハリポタ】黒い犬が私に付きまとう件について (ページ39)

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ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「シリウス？あー……シリウスな、その、ホグズミードは、一緒に行かないんだよ。」

『あ……そう、なんだ。』

約束してたホグズミードの日。

ジェームズ達を誘おうにもシリウスがいたら、シリウスは嫌だろうから、確認をするとシリウスはどうやらジェームズ達とは行かないらしい。

ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「Aとエバンズ、2人とも俺らとまわるか？」

リリーだけじゃなくて私のことも誘ってくれたのは、ジェームズなりの優しさかな。

『いや、大丈夫だよ！リリーと一緒に行ってきて！』

ﾘｰﾏｽ「A、行かないの？」

『私は1人で行ってくるから大丈夫だよ』

この時、皆と行っていれば良かったのに。

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ホグズミードで見たのは、

シリウスが女の子とデートをしているところ。

ああ、来なきゃ良かった。

気分転換に、なんて。

ばっかみたい。

『馬鹿だ、馬鹿馬鹿ばかばかばか！！！』

1人で泣きながら逃げた。

ただ、誰もいない場所を目指して。

今は誰とも会いたくなかった。

もしできるなら、ホグワーツからも逃げたかった。

「ステューピファイ！！！」

背後から閃光に貫かれ、私は失神した。