【ハリポタ】黒い犬が私に付きまとう件について (ページ34)

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ﾘｰﾏｽ「ジェームズ！探したよ、あの二人見た？」

ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「ああ見たよ朝からびっくりだ！あ、噂をすればだな」

『シリウス、近いわ！！』

ｼﾘｳｽ「俺はAが好きだから一緒にいたいんだが」

『そんなに近づかなくても良いじゃない！！』

朝からずっと引っ付いている2人にグリフィンドール生は「とうとうくっついたか」と言う視線を送っていた。

朝からアーンをする人間など中々いないためそれはそれは目立っていたし、皆暖かい目で見ていた。

昼ご飯を食べるために大広間へ向かう2人の元にジェームズ達がやって来た。

ｼﾘｳｽ「2人とも邪魔するなよ」

ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「全くシリウスは……今日1日僕たちのこと全く相手にしてくれないじゃないか！！」

ｼﾘｳｽ「面倒くさい彼女みたいなこと言うな！！」

『もうジェームズを彼女にした方がいいのよ。』

ｼﾘｳｽ「A！言っただろ、俺はAしか見てない！」

『だから言ったでしょ！！顔近いの！！！』

大広間に着くとシリウスはまた私の隣を陣取った。

『ジェームズ、お隣いい？』

ｼﾘｳｽ「……なんで逃げるんだ」

ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「ごめんA、ここはちょっと予約が……」

『ジェームズの裏切り者！！リリーに振られちゃえ！』

ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「仕方がないだろ！？シリウスが怖いんだよ！！」

ジェームズに断られ仕方なくシリウスの隣に座った。

ああもう！！

心臓がうるさいのよ、だから嫌なのに

ｼﾘｳｽ「A！ほら口開けろ！」

『……自分で食べれるってばあ……』

ﾘｰﾏｽ「ふはっ、Aったら顔真っ赤だね」

リーマスに言われて自覚したせいでさらに顔が熱くなっていった。

ｼﾘｳｽ「期待していいか？」

『知らないわよ！！』

知らない、分からないわ。

……でも、嫌いじゃない。