【ハリポタ】黒い犬が私に付きまとう件について (ページ30)

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ｼﾘｳｽ「A。おはよ」

『あ、おはよう、シリウスっ、！！』

急にシリウスの顔が近づいてきた。

『……近いよ？』

ｼﾘｳｽ「んー、そうか？」

『本命さんに勘違いされる前に離れなよ』

シリウスは少しムッとした顔をしたけどすぐに笑顔になった。

え、なんでそんなに機嫌がいいの？

ｼﾘｳｽ「Aってぶっちゃけ俺のだよな。」

『はあ？幼馴染だからって何を……』

ｼﾘｳｽ「1年の時にあげたネックレス。2年の時のブレスレット。3年の時のピアス。今年あげた髪飾り。」

……確かに、身につけてるものほとんどがシリウスがくれたものだ。

ｼﾘｳｽ「全部似合ってて可愛い」

……シリウスって、こんなにストレートに言うっけ……？

『本命の予行練習を私でしないで！』

本当に不快！！！

ｼﾘｳｽ「あ、待てって一緒に大広間行くだろ？」

シリウスに指を絡めて手を繋がれた。

『ちょ、ちょっと！！！手なんて最近繋いでなかったじゃない！！！』

ｼﾘｳｽ「覚悟しとけって言ったけど」

『……勘違いされても知らないから』

別にシリウスと手を繋ぐのは、嫌いじゃないけど。