【ハリポタ】黒い犬が私に付きまとう件について (ページ24)

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いよいよ家に帰る日が近づいてきた。

ｼﾘｳｽ「あー！！帰りたくねえ！！！」

『シリウスは怒られちゃうもんねー』

ｼﾘｳｽ「…お前の家に泊まったらダメ？」

『嫌よ！巻き込まないで。』

コンパートメントには5人でギュウギュウ詰めだ。

ﾋﾟｰﾀｰ「あっという間、だったね」

ﾘｰﾏｽ「3人が何かやらかす度にビクビクしたよ」

『待って3人って誰？』

ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「どう足掻いても俺とシリウスとA！」

ジェームズが爆笑しながら言い放った。

『ねえシリウス？私そんなにやらかしてた？』

ｼﾘｳｽ「浮遊の術で先生のカツラ浮かせて減点されたのは誰だ？」

『さあ？』

まあ私なんだけど。

次第に列車がゆっくりと止まっていく。

9と4分の3番線に着いたらしい。

「お母さん！！」

お迎えにはお母さんが来てくれた。

シリウス、大丈夫かな、

お母さんはシリウスのお父さんと何か話してた。

そう言えば、あの二人も幼馴染なんだっけ？

楽しそうに笑ってる。

同じスリザリンだったし仲が良いのかも。

『シリウス！』

ｼﾘｳｽ「俺は大丈夫だ。また家に遊びに行くからな」

『待ってるわ！！』

でも、5日が経ってもシリウスが家に来ることは無かった。