【ハリポタ】黒い犬が私に付きまとう件について (ページ1)

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私、A･アーバスノットは純血一族の1人娘だ。

そして、シリウス･ブラックは幼い頃から一緒に過ごした幼馴染だ。

ｼﾘｳｽ「A！ホグワーツからの手紙来たか！！」

『シリウス、大きな声を出さないで。』

ｼﾘｳｽ「ああ知ってるさ、どうせ来てるってな！
一緒にダイアゴン横丁に買い物に行こう！な！！」

『ちょっと！静かにしてってば！！』

この話を聞かない男はシリウス･ブラック。

こう見えてブラック家の嫡男なんだからびっくりだ。

それにしても、本当にこいつは声が大きくてうるさい。

『私が本を読んでいるのが分からないの？』

ｼﾘｳｽ「見えてるさ！でもいいだろう！？」

相変わらず声を落とさないシリウスに呆れて
本を閉じた。

きっとシリウスがいる時に読んでも頭に入りっこない

『そうね、一緒に行けるかお母様に聞いておくわ』

ｼﾘｳｽ「じゃあ決まりだな！いつ行こうか？」

私はこれまでコイツほど話の通じない人間を見たことがない。

弟のレギュラスは真面目でいい子なのに。

……純血主義なのは、頂けないけれど。

『じゃあ明後日。それでどう？』

ｼﾘｳｽ「もちろんだ。じゃあ姫、また午後にでも会おう！」

それだけ言うとシリウスは屋敷から出ていった。

全く、朝からうるさいんだから。