あんな男、好きになりたくない。【シリウス･ブラック】 (ページ6)

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ﾘｰﾏｽ「A！一緒に大広間に行こう。」

ﾘｰﾏｽ「今日の課題多かったから一緒に図書室に行かない？」

ﾘｰﾏｽ「A、ここ、パイがついてる」

リーマスは、あの日を境に私に構うようになった。

どうして、好きになったのがシリウスなんだろう。

あんな、あんな人、

ﾘｰﾏｽ「僕ちょっと向こうの食事取ってくるね」

相変わらず食事の量は少ないけれど、

吐くことは少なくなったし、

リーマスに連れられて

大広間に行っていたため少しづつ体調は良くなっていた。

ｼﾘｳｽ「何お前、リーマスと付き合ってんの？」

『な……付き合ってないよ』

シリウスがさっきまでリーマスがいた場所に座ってきた。

ｼﾘｳｽ「俺らと距離置いたままなのにリーマスとは話すから。なあ、俺らのこと嫌いになったわけ？」

『そんなんじゃない……そこ、リーマスの席だよ』

このままシリウスと話してると自分が嫌になりそうで、

退席を促した。

ｼﾘｳｽ「……あっそ。」

もうシリウスと友達でいる訳にはいかない。

それに、ずっとリーマスに甘えるのもダメだ。

人を好きになるのは怖いから。