【完結】兄の親友と恋をした【シリウス・ブラック】 (ページ35)

今日:5 hit、昨日:42 hit、合計:21,781 hit

。ページ35

ハリー｢ありがとう、A、シリウス、｣

全ての戦いが終わった後、ハリー達3人は墓参りに来ていた。

A･ブラックとシリウス･ブラックの墓

Aとシリウスは、身を隠している間に
2人だけの小さな結婚式を挙げていた。

ハリー達は手紙でそれを知っていたため、
2人の墓には同じ苗字で彫られている。

その横には、ジェームズとリリーの墓もあった。

そして、リーマス夫妻の墓も。

ハリー｢僕、嬉しかったんだ。僕の家族はダーズリーだけだと思っていた時に、こんなに身近に、僕を大切に思ってくれてる家族がいたから。｣

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢彼女、いつも貴方を思ってくれていたものね｣

ロン｢いつも守ってくれていたな｣

ハリー｢シリウスも、Aも、僕の大切な家族なんだ｣

ハリー｢3人で暮らそうって、言ってくれてたんだ｣

ハリーは目から涙を流した。

ハリー｢ありがとう、僕に愛を教えてくれて｣

後にハリーは、子供たちにそれぞれシリウスとAの名前を入れた。

これは、運命に引き裂かれた2人の物語。

誰よりも恋人を信じた女と、

誰よりも恋人を愛し身を呈して守った男の、

愛の物語だ。