【完結】兄の親友と恋をした【シリウス・ブラック】 (ページ34)

今日:13 hit、昨日:51 hit、合計:21,747 hit

･ページ34

シリ｢A……！！！｣

シリウスの叫び声で慌てて後ろをむくと、

シリウスは、私を庇うように緑の閃光に撃たれた。

『シリウス……？』

ハー｢ダメよ！A先生！立ち上がって！！！｣

門に吸収されないようにシリウスの死体を端の方へ運んだ

『シリウス、シリウス！！！！！！！！』

愛しの人の体温は冷たく、死を現していた。

いや、嫌よ、

ハリー｢シリウス！｣

リーマス｢A！危ないから立って応戦するんだ！！！｣

シリウスを抱きしめても、彼は目を覚まさない。

『嫌よ、シリウス、』

あなたも私を置いて行くの？

やがて戦闘は終わり、ハリーがこちらに近づいてきた

ハリー｢A、シリウスは……ッ｣

『ハリー……、皆、貴方を愛しているわ』

ハリー｢……？｣

『リリーも、兄も、皆、私もシリウスも、貴方を愛しているわ。』

ハリー｢何を、｣

ごめんなさい。ハリー。

『……シリウスの居ない世界に、生きていたくない』

リーマス｢っ、まさか！！！！｣

リーマスが慌ててこちらへと走ってくるのが見えた。

ハー｢ダメよ先生！！！｣

私は、シリウスへ口付けをした後、
自分へ杖を向けた。

ハリー｢っ、やめて！！！｣

『ハリー、幸せになって』

みんなが私から杖を取ろうとした。

けれど、腕が届く前に呪文を唱えた。

『アバダケタブラ』

緑の閃光は私を貫き、

私の体はシリウスの隣へと倒れ込んだ。