【完結】兄の親友と恋をした【シリウス・ブラック】 (ページ24)

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『ハリー！ロン！あんまりよ！！』

ハリーとロンは秘密の部屋の入口を見つけたらしい。

あんまりだ。

『この件は教師に任せなさい。2人とも下がって』

ハリー｢でもジニーが危ないんです！先生、危ないなら先生も来てよ、そしたらいいでしょ？｣

ロン｢先生、お願い！ジニーを助けたいんだ、｣

兄弟を亡くすのは、恐ろしいことだろう。

私にはそれが、痛いほど分かってしまった。

『…けどあなた達は遠くにいること。』

ロン｢分かった！！！｣

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ギルデロイ｢こう見えて忘却術には長けていてね｣

なーにが長けていてなのよ。

跳ね返せるように杖を持とうとしたが無駄だと気づいた。

あれはロンの杖だ。

折れてるせいか魔法が反射する。

馬鹿だあいつは。

しかし、ギルデロイのせいで通路が塞がれた。

『ハリー！！！ダメ、そこを動かないで！！！』

ハリー｢大丈夫だよ。僕たちが出れるようにここを空けといて！｣

やめて、ハリー、置いていかないで！！！

ロン｢先生！先生！！｣

『ッ、あ、ロン、』

ロン｢先生、汗が酷いよ先生とハリーの関係って何、？｣

『ごめんなさい、それは言えないわ。けど、私はあの子の両親と誰よりも親しかったわ。』

それだけは、自信を持って言える。

魔法で岩をどかすと崩壊の可能性があったため少しずつ退けた。

そして、ようやく人1人通れるぐらいの穴が空いた。

『ロン、あとはお願いね。ハリーの所へ行くわ。』

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嫌な予感はしていた。

トム･リドルは、ヴォルデモートの昔だ。

『ヴォルデモート、ハリーから離れて。』

ハリーの後ろにはバジリスクらしき大きな蛇が倒れている。

ああ、凄いわハリー。

トム｢ハハハ！！！！A･ポッターじゃないか、何だ、あの小僧を助けに来たのか？救えなかった2人の代わりとでも思っているのか！！！！｣

ハリー｢ポッター…？え…？｣

ああ、こんな形で知られてしまった。

『私の甥に危害を加えるものは誰でも許さない』

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