【完結】兄の親友と恋をした【シリウス・ブラック】 (ページ22)

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『正気ですか？校長。』

校長「至って正気じゃが？…まあ、信用はしておらんがの。彼を雇うのは不可抗力じゃが、これを機に化けの皮でもはがせれば良いとは思うとるがの」

『私にそれを聞かせるのは彼を陥れろと？そう言うのはセブ…スネイプ教授の方がお似合いでしょう』

彼と言うのは、今年度の闇の魔術に対する防衛術の担任になるギルデロイ･ロックハートの事だ。

彼は…そう、とてもナルシスト。

正直関わりたくはない。

教授補佐の私はよく先生方に付き添って色々な授業を手伝うがこいつの言うことは聞かないと決めた。

そして新学期、ハリー達が帰ってきた。

……車に乗って。

セブがハリーとロンをとても責めている。

仕方ない。

全く、どうしてこんなにジミーみたいに問題を起こすの？

セブは私を少し睨みながら説教を続けた。

何よ、私に責任があるとでも？

生憎、産んだのはリリーとジミーだし、

育てたのは私じゃないわ。

まあ、あなたの嫌いなジミーにそっくりの子だし、
その妹の私が嫌いなのはよく分かるわ。

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ハリー「スネイプ、すごく怒ってたな」

ロン「退学かと思ったよ。」

『あら2人ともおかえり。』

廊下で2人を待ち伏せしていると2人が駆け寄ってきた。

ロン「先生も見てたよね！？スネイプのあの顔！怖すぎだよ！！」

ハリー「僕、ダーズリーの家に戻されるかと思ったよ」

どうやらハリーはこの休みの間ダーズリーの家で窓に鉄格子を嵌められて閉じ込められていたらしい。

Aは密かに嫌がらせをすると決めた。

こういう所はさすがジェームズ達と育っただけある。

『ほら2人とも。授業が始まるわよ？』

2人の背中を押して授業に行くように促した。