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翔Side
潤:「寝た？」
「おお、寝た寝た。疲れちゃったのかな、いつもより早く寝たよ。」
雅紀を寝かしつけて、リビングへと戻った俺。
今日は和も帰ってくるの夜中だし、智兄も帰ってこないから俺と雅紀と潤だけ。
潤:「んで？詳しいこと教えてよ。」
「そうだな。」
今日、雅紀が帰って来なかった理由。
それは、”テストで0点を取った”から。
でも、村上先生の話によれば、
今回のテストは小テストで、隣の子同士で採点するやつだったらしい。
それで、雅紀が今回名前書き忘れちゃって…
前に先生が”名前を書き忘れたら0点になっちゃうよ〜”なんて、軽く発言されたらしく、
その通りに隣の子が0点って雅紀の答案用紙に書いたんだって。
それを貰った雅紀がすごい凹んでしまったらしく、放課後先生が慰めて下さってたらしい。
先生自身も、
村:「私が、軽率な発言をした為に…すみません。」
って雅紀や俺に凄い謝ってきて…
俺は勿論、先生は全く悪くないって
返したんだけどね。
そして、採点してくれた隣の子も勿論悪くない。
潤:「へぇ…、これから先、俺嫌だぜ？
まーが悪い点取った度に帰って来ねーの。
中学生とか高校生とかになってからとかさ。」
「俺もそれは嫌だな。…でも、またガレージの後ろに隠れてたりして(笑)」
潤:「ははっ、あり得るな、それ。」
「お前もそうだったもんな〜、
松兄のとこ逃げ込んでさ(笑)
俺が毎回迎え行くの。」
潤:「んなっ…！」
雅紀だけじゃなくて、和や潤もそういう経験あったもんな。
あ、智兄がここに居たら、
”お前もだ”って言われるだろうけど(笑)
今回は、ね。
門限破ったことには怒ってるけど、
テストに関しては全く怒ってないから…
次のテストではちゃんと名前かけよな？(笑)
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作者名：あーちゃ
| 作成日時：2015年2月17日 18時
