戦う少女 4【エイリア学園】 (ページ19)

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166話助っ人ページ19

～雷門側～
円堂side

イナズマ町に戻ってきたオレ達はすぐにマスターランクチームのダイアモンドダストと試合をすることになった

ダイアモンドダストはイプシロンとは比べものにならないくらいのスピードだった

そして、シュートを弾いて観客席へと飛んで行ってしまったはずのボールが何故か戻ってきた

円堂「え……？」

壁山「戻って来た……」

そして、フィールドの中央に戻ってきたボール
そのボールの元へ降り立った人物…………

円堂「あぁ！！」

降り立った人物は、足元のボールを軽く蹴り上げるとそのボールを片手の人差し指の上でクルクルと回転させた

円堂「アフロディ……！」

オレ達の目の前に現れたのはFF決勝で戦った、世宇子中のアフロディだった

全員が驚きを隠せない

オレはアフロディへ近寄る

ｱﾌﾛﾃﾞｨ「また会えたね、円堂くん」

ﾘｶ「誰やの？アイツ」

一ノ瀬「FF決勝で戦った世宇子中のキャプテンだ！」

円堂「何しに来たんだ？」

ｱﾌﾛﾃﾞｨ「戦うために来たのさ…………キミ達と……」

円堂「ｸｯ……!」

ｱﾌﾛﾃﾞｨ「…………キミ達と共に奴らを倒す！」

円堂「何！？」

ｱﾌﾛﾃﾞｨ「ボクはキミ達の力になるためにやって来た。雷門とエイリア学園の戦いは見ていた……そして、激戦を続けるキミ達の姿に湧き上がる闘志を抑えられなくなったんだ！

ボクを雷門の一員に加えて欲しい……」

一ノ瀬「ちょっと待ってくれ！」

土門「いきなり何言ってんだ……！？ワケわかんねぇよ！」

壁山「あの、世宇子中の選手が仲間になるなんて……」

ｱﾌﾛﾃﾞｨ「疑うのも無理はない……でも、信じて欲しい…………ボクは"神のアクア"に頼るような愚かな事はもう2度としない！」

アフロディの目に迷いはなかった

ｱﾌﾛﾃﾞｨ「ボクはキミ達に敗れて学んだんだ！再び立ち上がることの大切さを……人は倒れるたびに強くなれる！」

豪･鬼「「！！」」

豪炎寺「円堂……」

円堂「本気なんだな？」

ｱﾌﾛﾃﾞｨ「あぁ」

円堂「…………分かった、その目にウソはない！」

オレはアフロディに手を差し出す
アフロディも握り返す

ｱﾌﾛﾃﾞｨ「ありがと、円堂くん｣

円堂「おうっ！」