平成を跳ぶグループの恋事情

＃ ページ39

光side








まぁ，さっき色々ありましたが，あんなこんなで，山田も揃ったので彼女会が始まりました‼





涼「じゃあ，今から女の子になってはじめての彼女会
　 始めまーす‼」


皆-涼「イェーイ‼」





伊「じゃあ，早速聞いていくね〜‼
　 みんな最近の不安は〜⁇ある〜⁇」





うわ，伊野尾早速聞いてきやがった…


まぁ，今日くらいみんなに相談してみようかな…





涼「………俺はあるよ……」

侑「僕も…」

光「お，俺も…」




侑「そういう，いのちゃんはないの⁇」

伊「ふぁ⁇俺⁇俺もあるよ〜」




伊野尾，ある割にはめっちゃ軽々しくいうよね…



侑「じゃあ，言い出しっぺの伊野尾ちゃんから言って
　 よ。」

伊「ん？俺⁇いいよ〜」





伊「俺の不安というか悩みは，本当に雄也が俺のこと
　 愛してくれてるのかがわからなくなってきたんだ
　 よね……」



伊野尾……さっきとは，変わったように泣きそうになりながら話してくれた…



侑「…伊野尾ちゃん…
　 伊野尾ちゃんはなんでそう思うようになったの⁇
　 僕たちから見たら伊野尾ちゃんはめっちゃ雄也に
　 愛されてるよ⁇」


伊「いや，これはあっち系の話になるんだけど，俺の
　 ところ週5とかやるんだよね…
　 そりゃあもちろんその分雄也と繋がってられると
　 思ったら，嬉しいんだけどさ…
　 最近，俺の体が目当てなんじゃないかって思うよ
　 うになったんだ…
　 好きとか，愛してるとかも俺が言ったら雄也が返
　 してくれるっていうだけだから…」



伊野尾…そんな悩み抱えてたんだ…
ここは，伊野尾の次に最年長の俺が悩みをなくすために手伝ってやらないと…



光「伊野尾，辛かったな…そんな悩みを抱えてて誰に
　 も言い出せないなんて…
　
　 でもな，伊野尾，雄也はちゃんと伊野尾のこと愛
　 してくれてると思うよ。」

伊「…え？……なんで…⁇」

光「うーん……俺が思うには，雄也は愛情の表し方が
　 わからなくなっちゃったんだと思うんだ。
　 …ほら，雄也だって，伊野尾のこと愛してるけ
　 ど，伝え切れないほど愛してるからどう表現した
　 らいいのかわからなくなってきて，体で表すって
　 いうのになっちゃったんだと思うんだ。」


侑「僕もそう思うよ，伊野尾ちゃん。」

涼「俺も。」


　



　

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