. ＊ﾘｸｴｽﾄ ページ3
数日間、なんとなく気持ちが落ち着かずに学校生活を過ごしていた。学校で麻友ちゃんを見ることは当たり前のように無く、小学校からの友達と中学からの友達と一緒にそれとなく過ごしていた。
ただ、そのせいか忘れ物をしたりぼーっとしたりする事が増えたような気がする。麻友ちゃんの事が心配とはいえ、しっかりしなければ……
そして、待っていましたと言わんばかりに家に帰れば麻友ちゃんか出迎えてくれた。
『……麻友ちゃん？あれ、私間違えちゃったかな…』
麻友「間違えてないよwAのお父さんとお母さんの配慮のおかげでここに住まわせてもらうことになったの。本当に迷惑かもしれないけどこれからよろしくお願いします」
そう言って頭を下げる麻友ちゃんに思いっきり抱きついた。良かった、麻友ちゃんが無事で何より、元気そうでよかった、この家で良いんだろうか、これから学校でも会えるかもしれない。色々な感情が渦巻いて、なんとなく胸が苦しかった。
強く抱き締めすぎたのか麻友ちゃんが少し苦しそうに名前を呼ぶので、腕を緩めると自分にも抱き返してきた。その行動にもすっごく嬉しく感じて泣きそうになってきた。家に招いて手当してよかった、正気じゃなかったとはいえ警察に連絡して良かった、麻友ちゃんがこれ以上苦しむことがなくて本当に良かった。
私は少し、麻友ちゃんに依存しているのかもしれない。でも、友達が虐待から逃れられたんだからこれくらいの感想は誰もがするんじゃないだろうか。
母「A、手を洗ってきなさい。ご飯にするわよ」
『はーい』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
麻友ちゃんが家に来てから約10ヶ月が経った。私は中学生活に慣れてあかりは相変わらず勉強しておきたいと言い訳をして早急に家に帰ってゲームしてる。麻友ちゃんは行きたかった高校の受験に受かった、当の本人はあんまり嬉しそうにしていないがこちらとしてはとても嬉しい。お父さんもお母さんも麻友ちゃんの事を本当の家族のように扱っていて2人とも受験合格をとても喜んでいた。
麻友ちゃんが高校生活を楽しす過ごせるよう、新しい物を買っておいでとお小遣いを渡してくれた。
今までは私達のお下がりなんかでいいって言ったからそれに甘えてその様にしていたが、流石に高校にあがるなら新しいものを渡した方がいいだろうっていう判断なんだろう。私もそう思う。
私からも合格祝いを渡そうかな。何渡したら喜んでくれるかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マニ。(プロフ) - 藤四葩_huziyohiraさん» HUNTER×HUNTERの方とかめちゃくちゃ面白いです！ボードの返事遅くなって申し訳ないです、藤西葩さん。💦 (11月10日 17時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 藤四葩_huziyohiraさん» 分かりました、大変申し訳ございません (11月5日 0時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
藤四葩_huziyohira(プロフ) - 美紅さん» すみません、原作キャラとの関わりが少ないリクエストは断らせてください。断ってばかりで申し訳ないとは思いますが、ご理解の程よろしくお願いします。 (11月4日 16時) (レス) id: 9b6248c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - →仮面を被ってボーダーにバレないようにするチェシーのサポートするネイバーを倒す地下基地には気に入った、苗字は桜井、夢主の妹香澄、平野裕子26歳ボーダー本部員をお願いします。 (11月3日 19時) (レス) id: 1bef4cae1a (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - →夢主の戦闘服はブルーローズ用の水色の髪はお団子に三つ編みを結ぶ青色の目白いワイシャツのフリルと青バラのリボンと水色のベストに黄色ラインやボタンと青色と白色のスカートと青色のブーツ、武器は青色のレイピアや魔法、ホルダー型トリガーオン！と変身する→ (11月3日 19時) (レス) id: 1bef4cae1a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藤四葩_huziyohira | 作成日時：2023年6月7日 8時
