. ページ36
梓さんは、色々な時間に来る私がなんの仕事をしているのか気になったらしい。
まぁ、確かに思い出してみれば早朝だったり閉店間際だったり真昼間だったり色々だ。そりゃ、仕事気になるわなぁ。曜日も気が向いたらだしバラバラ…よく今まで聞かずに居れたなと感心する。私はざっと3年くらいはここに住んでいるというのに。
梓「あと、ちょっと愚痴聞いて貰えます？」
『えぇ、どうぞ』
梓「バイトの安室さんと私が付き合っているんじゃないかっていう噂が流されていて……」
『あーー…心中お察し致します』
梓「そうなんですよ！！安室さんにも気をつけてねって言っても、炎上しそうなことするし！私が気をつけてても安室さんが…」
『……大変そうですね。自分は近くに美丈夫な方が居ないのでそんな事なりませんよ。いっその事、安室さんに別の彼女が出来たとか適当な嘘を流しては？木の葉を隠すなら森の中、別の彼女がいてその方がとても美人さんなら炎上も大人しいと思いますよ』
梓「！！！！天才ですか！？」
『天才ではありませんよ』
梓さんは、目をキラキラとさせてキッチンから私の方に回ってきて、手を握って先程の言葉を発した。至って普通の考えだとは思うが、それが本当にいい方向に向くとは限らないし、私だってモテモテな男性をあまり見ない。鬼灯様はそれに含まれるとは思うが、如何せん腕力、武力、性格がすこしアレなのでモテはするだろうけどそれはファンと言うだけ、親しみやすく告白されるような人では無い。無論、白澤様の様な人でもないしね。両極端なんだよね、
しかし、梓さんの口は止まるところを知らず沢山の言葉が私に向かって飛び出してくる。
梓「それですよ、それ！私以外の彼女説を築いて完全に諦めさせる綺麗な方にすればいいんですよ！そうすれば嘆きの炎上はすれど、大きな炎上は免れ私も安室さんの彼女説は完全に消える！なんで考えなかったんだろう、安室さんに進言しておきますね。めちゃめちゃ美人な彼女を作って欲しいですって！」
『そう、ですね。その方がいいかもしれませんね。まぁ、それと一緒にこれも言っておいてください。背中を刺されぬようお気をつけを』
そう言って、ミルクティーのお代を払った。そのついでに、梓さんに憑いていた亡者の首根っこを掴んでポアロを後にした。
休憩のような時間であったが、仕事を見つけ次第回収するまで。それが私の仕事だしね…ははっ…
【文スト】巻き込まれし、少女。＊ﾘｸｴｽﾄ→←【鬼徹夢×コナン】亡者多いわ！！！生きろお前ら！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マニ。(プロフ) - ✉️。面白い！頑張ってください、過去作の方も見てるので頑張れです！ (10月8日 12時) (
レス) id: e240ea4865 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 藤四葩_huziyohiraさん» �，�18歳の高校生タレントは麻友です。�△亘稷Г硫甬遒任后���はテレビに出ていない。 (5月23日 22時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
藤四葩_huziyohira(プロフ) - 美紅さん» 3つほど質問失礼します。��18歳の高校生タレントになったのは夢主？�∨稷Г硫甬遒呂海舛蕕之茲瓩討睥匹ぁ���あかりと夢主が似ていると哀が思ったのは、2人のどちらかがテレビに出ていたから？ (5月23日 15時) (レス) id: 9b6248c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 藤四葩_huziyohiraさん» 良いですよ。 (5月23日 13時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
藤四葩_huziyohira(プロフ) - 美紅さん» すみません、今回は少し時間がかかるかもしれません。気を長くして待って頂ければ幸いです。 (5月23日 12時) (レス) id: 9b6248c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藤四葩_huziyohira | 作成日時：2023年4月11日 21時
