視界が歪む_ ページ10
ア「兄さん…ご飯出来たって」
エ「………」
ア「…兄さん」
禁忌…
それを破ったあの日から２日
兄さんは何も話してはくれないし、食事もしていない
色んなことが起こりすぎて自分だって不安になっている
それに不安事はもう１つ
ガチャ
ピ「二人にお客だよ」
ア「パトリスおじさんにサラおばさん…」
彼らはボク達の幼馴染みの一人、そして今のボクの不安事の１つである、Aの両親
パ「やぁ…アルフォンス、それにエドワード…」
彼らは複雑な趣でボク達に話しかけてきた
サ「エドワード君貴方…ご飯ちゃんと食べないと駄目よ…しっかり栄養を取らないと元気にならないわ」
パ「アルフォンス…君は…いや、このことを聞くのは野暮か…このことはあいつ…いや、“ホーエンハイム”は知っているのか？」
エ「……」
その言葉に兄さんが少しの反応を見せた
ア「いえ、多分知らない…と思います」
パ「そうか…いやなんだ、今日ここに来たのはAの事なんだ」
エ「A…」
サ「回りくどい言い方はなしにしましょう…二人には今後一切Aに関わらないで欲しいの」
ア「え？！そ、そんな…どうして…」
パ「どうして…か 君が１番分かっているのではないかね…エドワード」
エ「オ…レが……？」
パ「今Aはまだ昏睡状態にある…そのことは君らも知っているね」
ア「はい…」
パ「もう一つ…もう一つ今のAに不可解なことが起きている それはまるで手足を片方づつ無くした君のように…ね」
その言葉に背すじが凍った
もしかしたら…彼女はボク達の人体錬成に巻き込まれたかもしれない
サ「Aは片方の肺が機能していないわ これがどういうことか、貴方達なら理解出来るでしょ」
エ「そ、んな…まさかっ!!!!」
パ「その、まさかだろうね…これから先また君らといてこうならない保証もない」
サ「ごめんなさいね…でも、Aが心配なの…勿論貴方達も 全て貴方達のせいでなかったとしてもそれでも私達は二人を恨んでしまう…だってAは大切な一人娘ですもの」
気がつくと二人は既に帰っていた
ア「兄さん…ボク嫌だよ」
エ「………」
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パンダ丸(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！なるべく更新出来るように頑張ります！ (2022年10月13日 20時) (
レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 僕は、ハガレンの、小説は、初めてだったのです！面白かったです！更新待ってます！頑張ってください！ (2022年10月13日 19時) (レス) @page22 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ丸(プロフ) - 結茜さん» そう言ってもらえると嬉しいです…亀更新ですが何卒よろしくお願いします！ (2022年9月24日 0時) (レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
結茜(プロフ) - この物語好みすぎます…！作者さんすごすぎ丸 (2022年9月23日 23時) (レス) id: abbeda8583 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ丸(プロフ) - 十和さん» ありがとうございます！亀更新ですがこれからもよろしくおねがいします！！ (2022年9月16日 20時) (レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンダ丸 x他1人 | 作成日時：2022年8月13日 16時
