キミと、アオハル。2【黄瀬涼太】

番外編 花火大会1 ページ16

こんにちはー弥生です！
夏祭りのシーズンですね！！
そんなわけで夏祭りの話をお送りします！
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(※2人は付き合ってます)

見慣れた道。
今日そこは、屋台や人で溢れかえっている。


『(やばい、時間ギリギリだっ)』

そんな道を横目に、大好きな彼との待ち合わせ場所に向かう。
ちょっとでも可愛く見られたくて、気合を入れてオシャレした。
浴衣を着てみたり、自分では慣れないメイクをしてみたり、髪をアップにしてみたり。
変装のメガネも忘れない。

『ごめん、ギリギリだねっ。』

黄｢んー？全然大丈夫っスよ！んじゃ、行こー。｣

『うん！』

行こうと思って歩き出すと、あ、と涼太君が立ち止まる。
どうしたんだろうと不思議に思っていると




黄｢転ぶと危ないっスから。｣




そう言って手を出してきた。

ついキュンとしてしまって。
顔が真っ赤であろうまま小さな声でありがと、と呟くことしか出来なかった。

花火大会2→←58話 意識しちゃう

• 金　運: ★☆☆☆☆
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