キミと、アオハル。2【黄瀬涼太】

60話 大人じゃねーよ ページ21

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第1Ｑ、
桐皇に先制されてしまうも、笠松先輩の活躍により、同点となる。


笠｢フォローぐれぇいくらでもしてやる。ガンガン行け！｣

黄｢センパイ…｣


笠｢けどガンガンやられていいとは言ってねぇ!!｣

黄｢スンマッセンっ｣


いつものお決まりパターンだ。


『(流れを掴みかけてる…。でも、青峰大輝を止めないと、


流れは切れない。)』




青｢

負けて心変わりでもしたか？
ねむたくなるぜ。｣


青峰大輝との1on1。
そんな言葉達を投げかけられる。

黄｢ハァ？


一言もそんなこと言ってないっスよ？｣




『スキがないディフェンス…。』




バカにしたような、哀れんだような相手からの言葉に、





黄｢…けど、何が正論かなんて今はどーでもいいんスよ。
俺は、アンタを倒したいんだよ。







理屈で本能抑えてバスケできるほど大人じゃねーよ！｣






青｢…やってみな！｣



両者火花が激しく散る。


そうして高校生とは思えない速さの1on1が繰り広げられる。
青峰大輝のフォームレスシュート、誰も止められないと思っていたそれを、








バチィ!!






海常のエースは止めた。







『ナイスブロック！！！！』

一斉にワァっと歓声が上がった。



その後
笠松先輩、早川先輩、森山先輩の活躍により、18-13で海常が一歩リードして、終了した。

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