キミと、アオハル。【黄瀬涼太】

14話 黄瀬の自己紹介 ページ16

黄｢1年黄瀬涼太っス！！ 趣味はバスケ、特技はカラオケ あ、 逆だったっ。帝光中出身！！ ポジションはどこでもOK！！ モデルの仕事もやってるから練習あんま出れないかもだけどヨロシクっ」




『(え！ちょっと！チャラいよ！聞かれてないことまで言ってるし！)』



視界には、怒ってるオーラ全開の笠松先輩が入る。



『(涼太君、絶対怒られるよ…。)』





その予感は的中した。





笠｢うるせーよ！ 聞いたのは名前・中学・ポジションだけだ！ 聞いたことだけハキハキ答えろや、チャラ僧が！！」



『(あ、殴られた。)』





黄「いってぇ…。ちょっ…スカウトされてきた期待のルーキーにこのしうちはなくないっスか！？」



笠｢うるせぇ！！1年が先輩命令に口ごたえしてんじゃねーよ！！｣



笠松先輩の言葉に、涼太君が反応する。



黄「そーゆーカタ苦しいの苦手なんスよねー。1、2年早く生まれただけでそんな偉いんスか？ それに、バスケもたぶんオレの方がうまいんスけど。」



涼太君のその言葉に、




笠｢えれーよ。｣




笠松先輩が口を開いた。

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