【Wrwrd!】推しは眺める派のモブなんですが？ (ページ17)

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rb「遅れてすまんかった～！！！」

まだ距離のある彼等に、大声で謝るロボロ。
トントンは、私の肩に手を置いて、1人ずつ丁寧に教えてくれる。

tn「あれがコネシマやろ？で、あれがシャオロン。
で、そこの奴がくz…う"ぅん"…鬱って奴で
あれが…って、一人一人から聞いた方が早いな。」

ねぇwwwい、今www大先生のことwww屑ってwwwwww

はいすみません← 反省はしてません←

そしてすぐに集まって来た彼等は、私を見て誰おま的な顔をする。
特にコネシマは、凄く嫌そうな顔で私を見ていた。

zm「…あ。」

その中で一人、唯一私を知っている者がいた。

ゾムだ。

何だろう。知り合いがいて嬉しいはずなのに…。あれっ…？
何だか物凄く気まずいぞ…？

『あっ、あ～…ぞ、ゾム～…。』

穴が空くほど私を見るゾムに、苦笑で返す。
するとゾムは、少し頬を赤くしてそっぽを向いた。

tn「どうしたん？ゾムと知り合いやったん？」

トントンこらテメェoverkillやめろこのDT

『あ、う～ん…？知り合いって言うか～…その～…。』

ゾムの方を向いて助けを求めるも、
ゾムはそっぽを向いてしまっているため
私が助けを求めていることに気付かない。

『ぞ、ぞ、ぞむとは、知り合いと言うか～…

友達、です…。』

最後の方はもう、消えかかっている。

が、友達だと言った瞬間、
ゾムは、にぱぁぁあ！と笑って私に抱き着いた。

zm「そうやで！俺ら友達なんよ！！！な～？A～！」

頬をスリスリと擦り付けてくるゾム。
ゾムは私より遥かに背が高いので、巻いた腕が丁度私の首の上にいく。
それできつく締め付けてくるものだから、凄く苦しいのだ。

『ｸﾞ…ｸﾞﾙｼﾞｲﾃﾞｽﾞ…。ﾜﾀﾞｼﾞﾀﾞﾁﾞﾄﾞﾓﾀﾞﾁﾞﾃﾞｽﾞ…。ﾀﾞｶﾞﾗﾊﾞﾅｼﾞﾃﾞ…。』

ゾムの腕をバンバン叩きながら言うと、ドッと笑いが起こる。
おいてめぇら。何笑ってんだよ助けろや。

kn「あーっはっはっはっwwwゾムwww離したれやwww」

さっきまで、私を凄く嫌な顔で見つめていたコネシマまで
笑うので、何だか嬉しくなってしまう。

やっとゾムから解放され、コネシマに感謝をすると
笑顔で気にするなと言ってくれた。

rb「じゃ。茶番はここまでにして。
Aちゃんはお前らの名前分からんやろうし
それぞれ自己紹介してってや。」

ロボロがその場をきちっと締めてくれて
自己紹介タイムに入る。

rb「じゃ、Aちゃんからいくか～。」

ニコニコと笑うロボロを見て、此奴マジかと思った。