みーしゃですよ。 ページ11
使用人「ごめんなさい皆様…。こいつ、言うことを聞かなくて…。」
それから言い訳を始める使用人。
いい歳した大人がまだ小さい子供に責任を被せようとしているのが
とても見苦しく感じたため、僕は使用人を睨んで話し出す。
『言い訳はいいの。
いい歳した大人が小さい子供に責任を被せようとする所を
見せられているこっちの気にもなってほしいものだわ。
それにその子は奴 隷じゃない。
今すぐその首輪を取ってあげなさい。
それにこんな汚い服を着せないであげて。
せっかく可愛い女の子のにこんな服じゃ映えないわ。』
首輪を外すことと綺麗な服に着替えさせるのを命じたのに
使用人はなかなか動こうとしない。
は？こいつ逆らうつもりか？はぇ〜。処す。
邪魔だった使用人を押し退けて彼女の元へ行くと
僕を見た瞬間、ガタガタと震え出す。
かわいそうに。ここに来るまで散々酷いことをされたんだな。
『大丈夫よ、私は貴女を傷付けたりなんてしないわ。
貴女の首に付いている首輪を外すだけ。』
彼女の首に付いてある首輪を外してあげると
びっくりした顔をしていた。可愛い。
あとはこの服だな…。何かいい服ないかな…。
『貴女、歳は？』
そう聞くと、怯えた顔をして
？？？「は、8…歳…。」
と教えてくれた。
8歳なら、僕の服を着せてあげていいか。
体型もそこまで変わらないし。
『そう、じゃあ、えっと…。』
？？？「ロズリア。」
『だめよ、私が名付けるの。
昔のことは忘れて、ここで楽しく暮らしたいでしょ。
そうね、ミャーシャってどうかしら？』
mya「み、ミャー、シャ…？」
『そう。ミャーシャ。』
mya「ミャーシャ…！ミャーシャ！」
僕が考えた名前を何度も頷きながら言うのがまた可愛い。
ミャーシャの手を引いて、その場を後にした。
自室に着き、バタン、と扉を閉めれば
お洋服選びが始まる。
ミャーシャは私とは逆で
前髪ぱっつんのロングヘア(黒)に
猫みたいな黒目が可愛かった。
なので、ミャーシャには
紫のワンピースに、黒の薄い羽織を着せてあげた。
ミャーシャはキャッキャと喜びながら僕を見た。
mya「ありがとう！こんな綺麗な服を着たのは初めて！
ありがとう！本当にありがとう！ご主人様！」
と言って抱き着いてきた。
僕はミャーシャの頭を撫でながら
『ご主人様はやめて？私の名前はミクドーラ・Aよ。
貴女は私の家族ですもの。Aと呼んでほしいわ。』
と言うと、ミャーシャは泣き出した。
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まとまり - 29ページで○655が出てきたのは僕だけじゃ無いと信じてる。更新頑張ってください！ (2020年4月21日 20時) (
レス) id: d455a140fe (このIDを非表示/違反報告)
アルパカの精霊 - emさん:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):オコラセチャアカン... (2019年12月26日 11時) (レス) id: 1120b2fa77 (このIDを非表示/違反報告)
AliceLily(プロフ) - ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛神なんじゃぁ！！！！古津えう。様は神なのですか！？まじなんなんですかふざけんなぁ！！神すぎるわぁ！？なんか全然キャラ掴めてないだの言う割には上手いしぃ......でも、古津えう。様のやつめっちゃ好きっす！この作品をもっと早く知りたかった (2019年12月26日 8時) (レス) id: 875e187db6 (このIDを非表示/違反報告)
古津えう。(プロフ) - あめさんさん» 丁寧に教えて下さってありがとうございます！とても分かりやすかったです！ (2019年12月25日 22時) (レス) id: fba3f93f01 (このIDを非表示/違反報告)
あめさん - 誤字が…。すみません。「Urania. most. org」じゃなくて「Urania. most. org」ですね！ (2019年12月25日 14時) (レス) id: 5c1ae622ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：古津えう。 | 作成日時：2019年11月29日 19時
