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第7話バケツ ページ9
ー次の日ー
僕が学校へ行くと、イジメが待っていた。
下駄箱をあけると上履きの上に置かれた大量のゴミ。
上履きの中に堂々と入れられた画鋲達。
そんなのに、引っかかるわけないだろ。
廊下も、階段も、不気味な程に静かだ。
遅刻したわけじゃないはずなのに。
まぁ人の気配はするから、いわゆる集団イジメってやつだろ。
やだやだ。
ヒトってなんでこんなに醜いわけ?
階段を上り終え、教室の前へ立つ。
教室の扉を開け、後ろに一歩下がる。
ばっしゃぁぁぁぁぁぁん
カランっ
バケツと、バケツに入っていた水が落ちる音。
もちろん僕にはかかっていない。
だって見えたからね。
バケツが。
やるんだったら見えないようにやれよ←
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作者名:七瀬由依 | 作成日時:2014年6月17日 19時