検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:1,355 hit

第7話バケツ ページ9

ー次の日ー




僕が学校へ行くと、イジメが待っていた。



下駄箱をあけると上履きの上に置かれた大量のゴミ。

上履きの中に堂々と入れられた画鋲達。



そんなのに、引っかかるわけないだろ。



廊下も、階段も、不気味な程に静かだ。


遅刻したわけじゃないはずなのに。


まぁ人の気配はするから、いわゆる集団イジメってやつだろ。



やだやだ。


ヒトってなんでこんなに醜いわけ?




階段を上り終え、教室の前へ立つ。


教室の扉を開け、後ろに一歩下がる。




ばっしゃぁぁぁぁぁぁん

カランっ



バケツと、バケツに入っていた水が落ちる音。


もちろん僕にはかかっていない。


だって見えたからね。


バケツが。



やるんだったら見えないようにやれよ←

第8話裏切り者のくせに→←第6話声をあげて



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:黒バス
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:七瀬由依 | 作成日時:2014年6月17日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。