第2話こわいこわい← ページ4
「下須 武比子ですぅ〜。
よろしくお願いしますぅ〜♡」
この時、皆思ったはずなんだ。
なんだコイツ…と。
なのに、なんでだろうね。
次の日にはアイツと僕の立場が逆になっているなんて。
誰が考えてたと思う?
多分、そんなのアイツだけだ。
「お前の席はあそこだな。」
唯一空いている席を指差し言うせんせー。
黙って従えばいいのに、
「えぇ〜。
ぶひは〜♡あそこの席がいいなぁ〜♡」
あそこ………って…………
ここじゃん!!
いやまぁ確かに涼の隣だけどさ?
僕が座ってんじゃん。
「でもなぁー、あそこ、Aが座ってるしなー。」
ぶりっこ発動!!
「せんせー……
僕、席移動しなきゃダメなの……⁇」
別に可愛い訳じゃないけどさ。←いやいや可愛いですよ。
上目遣いって使えるよね←
アイツよりは可愛いと思うし←
「だよなー
やっぱ下須あそこな。」
せんせーが少し頬を赤らめてるのは気の所為か
「っっ。チィッ。」
うわぁおあいつ、舌打ちしたよ。
こわいこわい←
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作者名:七瀬由依 | 作成日時:2014年6月17日 19時