探偵社にて ページ10
探偵社一同は唖然としていた
国木田はタイピングを止めたまま停止し、敦は資料をバサバサと落としながら信じられないと言うように口をあんぐり開けている
勿論谷崎や他の社員も例に漏れず驚いた顔で部屋の一角を見ていた。1人乱歩を除いては
そこにいたのはパソコン画面から目を離さず素早く手を動かしている1人の男。太宰治だ
「だ、太宰さんが…しご、仕事をしている…嘘だ…」
「どういうことだ…おい太宰、風邪でも引いたのか?ひどくなる前に帰った方が…」
「…二人は私を何だと思っているの」
太宰は目を回している彼らのあまりの言い分にむすっとしながら問うと、二人は口を合わせて
「「壮絶なサボり魔」」
「う〜ん…正解」
太宰は唸るように答える。実際、合っているのだ。何時もは怒鳴る国木田の神経を更に逆撫でして事務仕事を放っぽりだし、入水といって河を流れて敦に引っ張り出されている
そんな男が今日は朝から資料を読み、パソコンと向き合っているのだ。驚くのは当然だろう
そんな二人と他の社員を太宰が見渡していると、ずっと見ているだけだった乱歩が口を開いた
「あれでしょ、素敵帽子君」
「…乱歩さん」
「今日のポートマフィアとの協力任務。来るの素敵帽子君でしょ」
何の事はなく乱歩が言う
「何?そうなのか太宰」
「まあ、そうだけど…」
「でも、それと今の状況になんとの関係が?」
敦が首を傾げると、太宰はいかにも面倒くさそうに溜め息をついた
「あのチビ来るまでにある程度片しておかないと煩いからね。効率も悪いし」
「ああ…」
何となく敦が納得したように目を開くと、その横では国木田が
「中原はどんな手を使っているんだ?」
と、訝しげに呟いていた
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りんり - 二次オタコミュ障さん» 太中を皆の前でいちゃつかせるの大好きです笑 了解しました! (2018年9月27日 22時) (レス) id: 0f7281d890 (このIDを非表示/違反報告)
二次オタコミュ障(プロフ) - 何度目かのリクエストすみませんm(_ _)m 超バカップルな太中で、周りが見てて恥ずかしくなるくらいいちゃいちゃしてる様子を書いて欲しいです! (2018年9月27日 20時) (レス) id: 39b267f283 (このIDを非表示/違反報告)
りんり - 二次オタコミュ障さん» よ、よかったぁ…毎回本当に素敵なネタありがとうございます! (2018年9月11日 22時) (レス) id: 0f7281d890 (このIDを非表示/違反報告)
二次オタコミュ障(プロフ) - あぁぁぁ、最高です・・・っ! (2018年9月11日 20時) (レス) id: 39b267f283 (このIDを非表示/違反報告)
りんり - 二次オタコミュ障さん» 勿論です!リクエストありがとうございます! (2018年9月7日 22時) (レス) id: 0f7281d890 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんり | 作成日時:2018年3月25日 21時