さぁ。貴方の元へ。 ページ9
Aside
私はあれから会議室を出てすぐ、太宰さんの部屋へ向かった。
きっと太宰さんの事だ、私が中也さんと話していた事も、全部お見通しなのだろう。
なんてったって………
私はそっと自分の服のポケットからある物を出した。
A「こんな所に盗聴器を付けておくなんて、本当に厄介な人。」
そう呟きながら黒笑をうかべる私。
しばらく歩いて、太宰さんの部屋をノックする。
直ぐに開いたそのドアからは、私の大好きで憎たらしい人の笑顔が現れた。
太宰「やぁA、何もそんなに怒らなくてもいいじゃないか、防犯の為だよ?」
そう言って可愛く上目遣いで私を見る太宰さんに、私は最高に哀れんだ目で睨みつけた。
A「太宰さん、言い訳はもうしなくて大丈夫?」
今ならまだ弁解の余地があるよ。と笑みを浮かべて言う。
太宰「ん?えっとぉ、A?」
太宰さんの頬に冷や汗が流れる。
さてと、太宰さんを懲らしめるか♡
その日は太宰治の部屋から悲鳴が聞こえたそうな。
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!?(プロフ) - うえ、中也さん落ちないんですかまじかよ (2023年1月21日 0時) (レス) @page35 id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - ぇ…終わっちゃったんですか・・・?中也さん落ちみたかった・・・。 (2022年6月24日 17時) (レス) @page35 id: 9ad11557a3 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - この作品好きです~!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 桜咲月菜さん» ひぇー!ありがとうございます! (2019年7月17日 19時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2019年1月22日 20時