最後のキス。 ページ3
Aside
A「………だ、ざい、さん?」
抱き締められて困惑してしまう私。
太宰「君はいつもそうやって、自分の思い込みで勝手に落ち込んで、すぐ私の前から逃げようとする。」
その言葉には、悲しみと怒りと愛おしさが入り交じってぐちゃぐちゃになっているような、そんな感情が込められていた気がした。
A「ご、ごめんなさい。」
いきなり説教!?と思い、あまりの驚きに涙が引っ込んだ。
取り敢えず謝っておこうと、太宰さんに謝罪する。
太宰「ふふ。Aって本当に面白い」
え、何だろう私は何か太宰さんが面白がる事をしただろうか。
私は頭の上にハテナを浮かべた。
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太宰「Aのそうゆう所も、好きだよ。」
そうやって、彼は私に微笑んだ。
愛おしいものを見るように。
私の中の、私が一番大好きだった太宰さんが、私の元へ戻ってきてくれたように思った。
私は、今からでもあの幸せな過去を取り戻せるだろうか。
この人と一緒に。
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!?(プロフ) - うえ、中也さん落ちないんですかまじかよ (2023年1月21日 0時) (レス) @page35 id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - ぇ…終わっちゃったんですか・・・?中也さん落ちみたかった・・・。 (2022年6月24日 17時) (レス) @page35 id: 9ad11557a3 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - この作品好きです~!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 桜咲月菜さん» ひぇー!ありがとうございます! (2019年7月17日 19時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2019年1月22日 20時