勿体ぶって。 ページ16
Aside
A「太宰さん、安吾さんから情報を貰えるのは何時です?」
太宰さんは、ふと時計に目をやる。
太宰「う〜ん、昨日と同じ時間だから、もうすぐここを出ないとだめかな。」
A「そうですか。なら、私も行きます。」
太宰「えぇ〜Aも来るの〜?」
今度は太宰さんが顔を顰めて言った。
A「だって、私も久しぶりに安吾さんに会いたいんです。太宰さんばかり、狡い。」
私はむぅ、と頬を膨らますと、太宰さんにその頬を摘まれた。
太宰「可愛いけど、安吾が君に久々に会って惚れてしまったらどうするんだい?」
A「しょんにゃこと、絶対にありえまへん」
摘まれているせいで変な口調になってしまい、太宰さんに笑われる。
太宰「君はもう少し、自分の魅力に気づいた方がいい。」
A「私の魅力と安吾さんに会うかどうかって、関係あります?」
太宰「嗚呼、大いにあるさ。」
A「そんな訳が無いでしょうが」
茶番もそこそこに、私は無理やり太宰さんについて行くことにした。
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!?(プロフ) - うえ、中也さん落ちないんですかまじかよ (2023年1月21日 0時) (レス) @page35 id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - ぇ…終わっちゃったんですか・・・?中也さん落ちみたかった・・・。 (2022年6月24日 17時) (レス) @page35 id: 9ad11557a3 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - この作品好きです~!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 桜咲月菜さん» ひぇー!ありがとうございます! (2019年7月17日 19時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2019年1月22日 20時