アイシテル。 ページ22
太宰side
A「愛してる」
Aが何を言っても誤魔化せるように策を考えていたら、不意にそんな事を言われた。
太宰「嗚呼、私もAの事、愛しているよ」
A「じゃぁ言って、貴方は私に、何を隠しているの?」
嗚呼、そりゃぁ、気になるよね。
太宰「…………その秘密は、A自身に宿っているものだよ」
そう言うと、Aは驚きを隠せずに目を見開いた。
A「え?わ、私?」
そんな返答、想像もしていなかったのだろう。
だけど、たしかに、君には敵組織を圧倒させる何かがあるんだ。
それが分かるまで、私と首領は、君を野放しにはさせてあげられない。
太宰「けど、否、だからこそ、今君に勝手な動きはして欲しくないんだ」
そう言って私は、ドアのすぐ側で護衛をしていた者を、合図で呼び出した。
太宰「ごめんね、A。
君には暫く、居なくなってもらう。」
A「太宰さん?何言って、」
Aがそう言いかけたと同時に、背後からその構成員が掴みかかる。
その構成員の異能は、触れた者を瞬間移動させることの出来る異能。
瞬間、私の鍵付きの部屋まで送ってもらった。
太宰「悪いね。」
彼女の直前の表情を思い出すと、少し胸が痛くなった。
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!?(プロフ) - うえ、中也さん落ちないんですかまじかよ (2023年1月21日 0時) (レス) @page35 id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - ぇ…終わっちゃったんですか・・・?中也さん落ちみたかった・・・。 (2022年6月24日 17時) (レス) @page35 id: 9ad11557a3 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - この作品好きです~!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 桜咲月菜さん» ひぇー!ありがとうございます! (2019年7月17日 19時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2019年1月22日 20時