白髪少年 ページ3
...出てこれたといっても、いく宛がなかった。
治の近くってやったのに、全然会えない！
?「あ、あの!」
晴香「え、私？」
?「そ、そうだ！生きて返してほしければ、お、お金をおいてけ！」
うわあ、ついてないな。
晴香「...何で？それは、本当に貴方のしたいことなの？...白髪少年。」
敦「僕は中島敦です！...なぜかというと...ここ数日なにも食べてなくて...。」
晴香「そうなんだ。えっと、中島さん？」
敦「敦でいいですよ。貴方は？」
晴香「私の名前は太宰晴香。」
敦「晴香さん、何か食べ物を恵んでください！」
晴香「...フフ...面白い人ですね。良いですよ。」
敦「本当ですか！」
晴香「只...あの人助けてきて？」
川の方を見ると...足が突き出ていたのだ。
敦「え...?.....足？」
敦さんが信じられないとでも云うようにそれを見ていると足がからすにつつかれていた。
敦「...ええい！」
あ、飛び込んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
敦「ハア、ハア、」
晴香「大丈夫ですか？」
敦「あ、はい。」
てかこの人...服装は違うけど兄さん...だよね。
そうまじまじと見ていると兄さんらしき人が急に起き上がった。
晴香・治？『いだッ！!!』
はい、見事に額にクリーンヒットしました。
治？「いたた...いったい誰だい？私にぶつかった...の...は...。」
晴香「いたた...久しぶり...治。」
兄さん？「...晴香？」
晴香「うん、約束守ったよ！」
治「晴香!!」
治は急に抱きついてきた。
会えて...良かったよ。お兄ちゃん。
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作者名：無花果神様 | 作成日時：2018年3月20日 23時
