マフィアの及川徹と結婚させられるから誰か止めてくれ。【HQ】

13days ページ14

Aside






その後個室に通されて、思ったよりも広くてびっくりした。




コースが次々と並べられていく



…ガードマンさんはずっとほんとに立ってるだけなんだ…





私も桐島家としての外出で、お偉いさんと会う時とかは時々着いたけど、プライベートな事で護衛が着いたことは滅多にない。





…というか、護衛の人につかれるのが嫌だ。






及川「おいしい？」





なんで私が食べてる時に話してくるんだ






A「おいひいれふ」






及川「なにそれ、かわい」






笑われたのでテーブルの下から脚を蹴ってやった。






及川「Aってさ、いい意味で少し庶民的だよね。



がっつり名家に染ってない感じ」





A「あーそれ、友達にもよく言われます。



Aってお嬢様なのに全然お嬢様っぽくないよね、って



まぁそもそも、名家とかそうゆう肩書き、私は嫌いだから。」







及川「やっぱりそうなんだ。」




んーこのステーキめちゃうま
ちょー柔らかい









及川「美味しそうに食べるんだね」







A「だって美味しいじゃないですか」







及川「Aって、ポーカーフェイスに見えて意外と表情が顔に出るよね〜」









A「そうですか？」






クラスメイトからは良く、表情が掴めないって言われるのに。






及川「少なくとも、''おいしい''と、''恥ずかしい''は顔に豊かに出るよね、感情が」







A「うざ」






及川「お前年上に随分といい事言うじゃん〜


まぁ今に始まった事じゃないけどさ〜



Aって残念美人だよね」







A「貴方が私にいい事を言わせる引き金を引いてるんですよ？自分で。




後残念美人は聞き飽きました、」






及川「学校で言われてたんだ」







A「おかげで友達は多くても彼氏は出来た事ないですよーだ」






及川「あーなんか、わかる気がする」







A「わかって欲しくないですね」

14days→←12days

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す