チア部の部長は北くんが好き。【北信介】【HQ】

7エール ページ8

Aside


その日の夜は北くんにどのタイミングでも英語を教えられるように範囲をめっちゃ勉強した。←



英語は好きだし普段そこまで勉強しなくても点数は取れるけど、今回は北くんに教える手前、しっかり勉強しておこうと思った。





すると、ピコン、とラインの通知が鳴った。





手に取ると、北くんからメッセージが来ていた。





A「えぁぁぇ！！？きたっくん！？」





奇声に近い声を上げながらスマホをベッドに投げ出しそうな衝動にかられたが理性を保つ。


ふぅ、スマホば無事なようだ。済まなかったなスマホよ。






恐る恐るスリーディータッチでトークを開く。
とりあえず既読は付けずに1回見る。
JKあるあるやんな。




『夜遅くにすまん、ちょっとわからん所あるねんけど、写真送ってもええ？』




お、さっそく英語の質問！北くん真面目すぎる！




A「全然大丈夫！っと…送信！」





既読をつけて送信すれば、直ぐに既読が着いた。



A「ひぃぃ既読ついたぁぁ」




震える手でまたスリーディータッチして身構える。
手汗よ、しずまれ。






『ありがとう、送るな』



簡潔なメッセージと共に写真が送られる。


その写真の隅には机が映っていて、多分机の上で撮った写真と思われた。←



やばいこれが北くんの机…

てか、この時間帯ならもうお風呂入ってるよな！？


北くんの部屋着！！！！？見たい！！！
教えたお礼に自撮り送ってくれへんかな…。




そんなばかな事を考えながら解説をぱぱっと打って送信する。




『めっちゃ分かりやすいわ、助かった。ありがとう』





あぁこれ私がスタンプとか送ったり「こちらこそ！」とか何送っても多分既読着いて終わるやつやん…


ほんとはどうでもいい事でもいっぱい喋りたいけど、それは学校でのお楽しみにしておこう。





とりあえずうさぎがドヤ顔しているスタンプと共に「わかりやすかったならよかった！」と返すことにした。







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