たまには ページ10
Aside
A「本当にこんなの似合うのかなあ…」
朝。私は目の前にある膝上までしかないスカートとにらめっこしながら、先日の出来事を思い出していた。
***
瞳「ねえA、なんでAっていつもパンツかロングスカートしか履かないの?」
きっかけは瞳のその一言だった。
確かに私は普段パンツばかりを履いていて、スカートは滅多に履かない。履くとしてもくるぶしくらいまであるロングスカートで、素足を出すような服装は決まって履かない。
A「うーん、なんか肌が出てるの落ち着かなくて…」
瞳「履いてみなよ、この季節だし、下に黒タイツでも履けばいいじゃん
きっと炭治郎も喜ぶよ」
そう言って瞳は不敵な笑みを浮かべた。
ああ、これからかってる顔だ…
A「いや、恥ずかしいからいいよ〜」
瞳「ごちゃごちゃ言わない!はい!そうとなれば買いに行くよ!あんたに超似合う膝上丈のスカートを!」
そう言って近くの大型ショッピングモールに駆り出され、プリーツが多めのチェック柄の秋冬スカートを無理やり購入させられたのは、確か先々週…
買うだけ買って引き出しに眠らせておこうと思っていたのに、その魂胆が瞳に秒でバレ、明日履いてこなかったら今度はもっと露出度が高い服を買わせると言われ、しぶしぶ履くことにしたのだ。
黒タイツを履いて、ベージュ色を基調としたチェック柄の膝上丈スカートを履く。
上は黒のオーバーサイズのパーカーにして、上にベージュのダウンを着て、リュックを持って家を出た。
炭治郎、なんて思うかな…
いや、炭治郎なら気にしない可能性もあるし…
というか、黒タイツを履いていても、やっぱり足がスースーする…落ち着かないなあ。
そう思いながら、少し重い足取りで大学へ向かった。
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太宰亜里沙(プロフ) - Lunaさん» ありがとうございます!炭治郎には私も翻弄されっぱなしです!こちらこそここまで読んでくださりありがとうございました! (2021年2月2日 23時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - きゃあ、完結おめでとうございます!もお翻弄されすぎて、ニヤけが止まりません!続きが気になってしまう……。。素敵な胸きゅんストーリーありがとうございました! (2021年2月2日 22時) (レス) id: acb6885805 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - シルバーウルフさん» いえいえ!素敵なご提案ありがとうございました! (2021年1月19日 1時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 分かりました。気にしないで下さいね。(^ω^)(^o^)v(*^^*) (2021年1月19日 0時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - シルバーウルフさん» すみません!今の所は1人でちまちま書きたいなと思ってます! (2021年1月18日 23時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2020年11月22日 15時