影山が大好きな奥さんの話。【影山飛雄】【HQ】 (ページ28)

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日向翔陽！お誕生日おめでとう！
これからも明るく元気で笑顔が眩しいあなたでいてね！我らの主人公！
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Aside

あの後英語でビーチバレーに入れてもらうように頼めば、「日本人？イイヨ！ヤロウヤロウ！」と温かく迎えてくれた。

A「動画撮ってるね～」

飛雄はTシャツと短パンになってワクワクした瞳でストレッチを始めた。

その後飛雄とベテランさんのペア対若手ペアさんで何ゲームかして、休憩を挟んでまたチームを入れ替えてゲームをした。

いつの間にか周りには観客が沢山いて、水着姿で歓声をあげる人達出回りを埋めつくした。

やっぱり飛雄のバレーは人を沢山惹き付けるんだなあ…

私はそれが嬉しくて、飛雄のハツラツとした顔をずっと眺めながら動画を回していた。

・

「トビオ！タノシカッタヨ！ニホンデモガンバレ！」

影山「あざっす！」

「アト、ヨメサンカワイイネ！ダイジニシナヨ！」

A「Thank you～！」

夕暮れ時、私達は色んな人に手を振ってビーチをあとにした。

・

影山「…悪かった」

A「え？なにが？」

ご飯を食べてホテルの部屋に到着した

日陰に居てたけれど少しヒリヒリした肌にクリームを塗っていると、飛雄が申し訳なさそうに私に謝ってきた。

影山「…新婚旅行なのに、結局バレーしちまったし、

A退屈だっただろ」

ああ、そんな事か

私は飛雄の少しだけやけた肌に、そっと触れた。

A「楽しかったよ、すごい

飛雄がバレーしてる時は凄いキラキラしてるし、

周りにいた人達も皆笑顔だった

飛雄はバレーで人を幸せにできるんだなあって改めて感じたよ

それ見て、私も幸せだった

やっぱり私、バレーには敵わないや！」

飛雄の一番は、いつだってバレーだ

悔しいけど、なんだか嬉しかった。

A「最高の新婚旅行をありがとう」

そう言って笑いかけると、私の体はベッドに深く沈んだ。

影山「そうゆうの、ずりい」

A「飛雄の方が100倍ずるいよ」

影山「…あと俺は、Aもバレーも1番好きだ

それじゃダメなのかよ」

A「ううん、全然ダメじゃない

嬉しい」

今日の夜は長くなりそうだ