死神と包帯野郎の共同生活２【太宰治】

共同生活 八十一日目 ページ36

太宰「どうも〜」

《ん？誰だ？》

太宰「Aに守ってもらってる者ですが〜」

《嗚呼…
そんな事より、今はＮｏ．６１９と話しているんだ
代わってくれ》

太宰「いいじゃないですか〜
１人くらいルールを守んないで違う人を殺したって」

《駄目だ。
それに、お前には関係ない。
早くＮｏ．６１９に…》

太宰「ん？関係ない？
関係ない訳ないんだけれど」

《何に関係があるんだ？》

太宰「んな どーでもいい事より、
早くAを許してくれ給えよ」

《はぁ？》

太宰「許さないと…」



ーーーーー【自主規制】ーーーーー



太宰「うん
分かったなら良いよ
Aに代わるかい？
…A、上司さんがお呼びだよ〈ﾆｺｯ」

『え、あ、はい…
何を言ったんです？』

太宰「うふふ、良いから 良いから〜」

『え？
…はい、ニノ前ですが…』

《悪かった…
これからも、あの人を守る事に専念してくれ…》

『は、はい…』

《じゃあ、切るな
ほんとに悪かった…》

『…はい…』

《ピッ》

『太宰さん、何を言ったんですか…』

太宰「え〜？内緒〜」

『まあ とりあえず、
今まで聞いたことないような低い声＆黒笑で
何かを言っていたのは分かりました。』

太宰「うふふ」

『…もしかして、太宰さんがやる事って…』

太宰「これだよ〈ﾆｺｯ」

『…そうですか…』

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