鬼の名を持つ副隊長《2》

こんにちは、世話になりやす ページ2

総鬼side

どーもこんにちはこんばんは、真選組一番隊副隊長の沖田総鬼でさァ。
今日は土方さんと一緒に万事屋に来てやす。ほら、前回から来た奴ァ知ってるだろィ？俺が万事屋の旦那に粗相働いちまったから、一週間万事屋で働く事になったって。

「おらよ、連れて来たぞ」
「おーおー、律儀なこって。というか何でお前も来てんの？」
「少し前に入隊したばっかでまだ此処の地図頭に入ってねぇんだよ。迷子になって苦情貰っても困るしな」
「昨日ぶりアルな後輩！待ってたネ！」
「お待ちしてました！」

…いや、凄ぇ歓迎してくれてる。俺昨日アンタらの大将殴りかけた奴だぞ？

「ま、説明書は置いとくから「何！？説明書って！？」ちゃんと読まねぇと後悔するぞ「いやだから説明書って何！？」ま、後は任せた」「任せたじゃねぇんだよこのマヨラー！！あっ、おい帰んな！！ちゃんと説明しろおおおおぉっ！！」

……うるっっせェ。まぁ大発狂してる旦那は置いといて。
土方さんが帰ってから、俺は靴を脱いで部屋に上がった。

『宜しく頼みまさァ、旦那方』

こうして、俺の万事屋生活が始まった。


「名前」沖田総鬼
「年齢」20
「身長」170cm
「体重」58kg
「誕生日」7/8
「容姿」
沖田隊長そのまんま。目印として首に黒いチョーカー着けてます。
それ以外は大体一緒。あまりSじゃない。
「詳細」
夜兎ですがハーフなので陽の下でも動けます。
本人に夜兎の自覚が無いので力加減とかよく間違えます。良ければ力加減を教えてあげてください。
(資料製作者：山崎退)


「…凄い説明書来ちまった…」
「すっごく簡単にまとめられてますね……」
「別に此処に書かなくても読者は最初の主人公設定の時点で読んで「神楽ちゃんシッ！！」
『何ヒソヒソ話してるんですかィ。俺も入れてくだせぇよ、旦那達』
「ひぇあ！？いやっ、ちょっと家族会議と言うか何と言うか！！」

何でィ家族会議って。まァいいか。とりあえず座ってりゃあ会議も終わるだろ。
見慣れない部屋、嗅ぎ慣れない空気、面白そうな場所でさァ。さて、何をするのやら…楽しみでィ。

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