陸 ページ8
〜蓮月side〜
広間で皆が静かに彼が起きるのを待っていると、突如三日月と鶴丸が立ち上がった。
「ん？二人とも如何したんだ？」
鶴丸・三日月「「狼月が泣いてる！」」
「はっ？」
鶴丸「だから狼月が泣いてるんだってば！」
全然泣き声なんて聞こえないぞ。
どんな聴力してんだ。
三日月「主、俺と鶴は狼月の元に行って来る」
三日月は言うが早いか鶴丸を引っ張って、長谷部並の機動で走っていった。
────
───
──
〜鶴丸side〜
狼月が寝ている手入れ部屋に行くと、襖の向こうから狼月の声が聞こえてくる。
狼月「いつもよりからだがかるい…！すごいなぁ」
狼月はまるで手入れを受けたことが無いような口振りだ。
狼月「…ここはくうきがきれいだね。でも、ボクはみんなのためにかえらなきゃ。あるじさまがまってる…はず」
「そんな事言わないでくれ！」
三日月「お主は此処にずっと居て良いのだ」
俺と三日月は思わず襖を開けた。
狼月「…ッ！？み、みかづきにいさま、つるまるにいさま……？どうして？…おれたはずじゃあ((ﾎﾞｿｯ…」
俺達の登場に狼月は目を見開き驚いていた。
「如何だ！驚いたか？」
狼月「うん、びっくりしたよ」
三日月「狼月、無理に笑わなくても良い」
狼月「むりしてないよ。だいじょうぶ！」
大丈夫そうには見えないがな。
「そうだ。狼月、広間に行かないか？他の刀剣男士達もお前のこと心配してたからな」
狼月「………わかった。いく」
狼月は立ち上がると刀を背負った。
「じゃあ、行くか」
俺と三日月が先頭に立ち、狼月が後ろから引っ付いてくる。
広間に着くと狼月はギュッと俺と三日月の服の裾を握り締めた。
その手は震えている。
「大丈夫だ。俺達が着いてるからな」
狼月「うん」
三日月が襖を開けた。
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ゆーかり - あとそうさんじゃなくてそうざではないでしょうか (2022年4月4日 20時) (
レス) @page1 id: 0098737242 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーかり - なきぎつねがにかいかいてありますよ (2022年4月4日 20時) (レス) @page1 id: 0098737242 (このIDを非表示/違反報告)
アーネスト(プロフ) - mokaさん» すいません、間違えました。 指摘、ありがとうございます (2020年4月24日 7時) (レス) id: 37f6fa9e63 (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - "あつがしさん"じゃなくて"あつかしやま"ですよー (2020年4月24日 3時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
アーネスト(プロフ) - くろさんさん» 更新、遅くなってごめんね。 中々書けなくって…( ´･ω･`) (2020年3月18日 11時) (レス) id: 37f6fa9e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ciel・Ernest | 作成日時：2019年8月21日 23時
