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…紅 ページ21






そう言うと、Aさんはクスっと笑って


「ホソクさんのせいじゃないですから。結構初めの頃からあの人、めんどくさいんだろうと思っていましたから、もう慣れた気がします。」


確かに、Aさんと、仲良くなろうとしつこく話しかけていたもんな。




『最近やっとAさん、話してくれるようになったから喜んでるんだね。』


「あぁ、」




ちょっと困ったような顔で笑ったAさん、本当はメンバーと仲良くなりたくないのかな?




「私、人見知り激しいですから。
それに仲良くなると、つい口が悪くなるからあまり仲良くなり過ぎるのも良くないな、と……」



『そうなの?毒吐くAさんも見たい気もするな。もっともっと仲良くなればAさんに毒づいて貰えるってわけだ?
あ、頭皮については言わないでほしいかも!』


「もう少しホソクさんもケアを心掛けないと……」


あははと、やっと二人の会話での笑顔が見れたのがちょっと嬉しくなった。



なんだか楽しみになった。
テヒョンよりも毒づいてもらえれば、もっとAさんと仲良くなったって事になるわけだな。




「いや、気をつけます。皆さんに失礼な事言わないように……」




ムズムズ…
なんだろう?
何か、よく分からないけど、もっともっと仲良くなりたいな、と思ってしまう俺は、毒を吐くAさんが想像出来て、そしてその毒を期待している俺は実はちょっとMっ気があるのかも。


なんて、思っていた。




いやいや、無いけどね!!
そんなの全然無いから!!







…紅→←…紅



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設定タグ:BTS , バンタン , 防弾少年団   
作品ジャンル:タレント
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作者名:xxl | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/daxlsw1/  
作成日時:2019年7月13日 21時

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