＊雪 ページ23
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なんだか、和気あいあいな話し合いに終わり、良かった。んだよね。ん？
『グク、バイバーイ』『じゃー』
ジョングクくんも、駅まで送ってくれて
二人を反対の電車に乗るのを見送る。
と、ジョングクくんは、急に私の手をパっと取ると
強く握り、引っ張った。
おおっと、となる私は
自然に引っ張ったジョングクくんの胸に飛び込む形になった。
「うわっ、」
手も、体も、ギューッときつく抱きしめ握ると
『なんで。なんで俺を信じてくれないんだよ。』
そ、そんなこと言われても…
ぎゅっとされた分だけ、心がぎゅっとなる。
苦しい。
「苦しいよ、ジョングクくん。苦しい。」
『俺だって、苦しいのに……なんで、俺じゃ、ダメなわけ？』
うぅぅ、そんな。
「そりゃ、ジョングクくんの彼女になりたかった。なれたんだと思ってたよ。でも、」
『俺だって、本気で好きになって欲しい。彼女になって欲しい。本当は、はじめからそう思ってた。』
「じゃ、なんで？なんで、他の女の子とも、あんなこと…
しかも、その現場見たら、それは信じられないに決まってる！」
指を解き、手を離す。
少し緩んだ腕を剥がして、ジョングクくんの胸を押し離れる。
『だから、それは…』
私だって…信じたいよ。
本当に。
少しづつ後に
一歩づつ後ずさりながら
「まだ、私、気持ちの整理ができてないのかも。」
『お願い、Aちゃん、今週の休み、俺にちょうだい。1日だけ、一緒にいて欲しい。お願い。信じて貰えるように努力するから。』
体は離れたけど、また手を取られ
あのキュルキュルした瞳で、切なそうにお願いされた。
断れるはずがない。
私がこの瞳に弱いのを、わかっているのだろうか。
「分かった。その時に必ず、ピアスちょうだいね？」
いつまで、私はピアスを理由にジョングクくんのところに行くのだろうか。
心のどこかで、いつまでも返してくれなくてもいいのに。
なんて気持ちが、あるのかもしれない。
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taem0382(プロフ) - いえいえ、こちらこそ！ (2018年6月21日 23時) (
レス) id: e3ea4f186d (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - taem0382さん» いやいや、なんとも嬉しいコメントありがとうございます(涙)その一言で、やる気が数倍上がります！！マイペースですが、これからもよろしくお願いします(☆∀☆) (2018年6月21日 19時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
taem0382(プロフ) - いえいえ！毎回読みやすくて楽しいお話なので新しい作品も読ませていただいてますｆ^^*) (2018年6月21日 18時) (レス) id: e3ea4f186d (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - taem0382さん» 毎度(？)ありがとうございます♪コメント、とても励みになります！私の中では七変化なジミンちゃんなので、どんなジミンちゃんも好きですが、お気に召してもらえたら嬉しいです(≧∇≦) (2018年6月21日 18時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
taem0382(プロフ) - はい！新しい作品更新されてるのを最近知ってコメントさせていただきました(^^)悪ジミンもいいです(^^♪ (2018年6月21日 15時) (レス) id: e3ea4f186d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/daxlsw1/
作成日時：2018年5月1日 16時
