＊雪が近づく ページ16
．
．
「や、やっぱり…ダメ！」
その可愛い顔、キスを迫る大人っぽい顔
をすんなり受け入れそうになったけど
やっぱりなんだか、申し訳なくて
誰に？
テテに？ジミンくんに？
顔を背けて、胸を押す。
「なんか、えっと…ダメだよ。」
ジョングクくんは、しゃがみ込んで
でも、手は頬から離さずにより力を入れて
ぐっともどされて、目線を合わせた。
顔近い。
そんな顔で見ないでってば。
『ダメって…言わないでよ。本当にダメなの？もう、俺の事嫌いになった？
もしも嫌いじゃないなら、最初から、一からまた始めない？』
本当はダメじゃ、ない。かも、でも、ダメ
いや、駄目じゃない…えっと
「嫌いには、なってない。けど、一生懸命忘れよう、諦めよう、嫌いになろう。って頑張っていた。ジョングクくんは、私には無理かな、って…」
『無理じゃない！忘れないで諦めないで、嫌いにならないで？
俺は無理じゃない？可能性はある？先輩たちのところに、行かないで？』
これは、目をそらすことが出来ない。
ジョングクくんの可愛い困った顔。
せつない顔、本当に信じて良いのだろうか
「忘れられない。諦めきれてない。嫌いになれなかった。今もすごくふらついてる。
でも…ジョングクくんから離れる努力していた期間に色々あったの。
心を乱されてるのは、ジョングクくんだけじゃないの。」
『知ってる。ジミン先輩に言われた。
でも、そんなことを知らない、聞かない、俺が、俺が最初にAちゃんを気に入ったんだ。
俺だけのものだったのに！』
眉を寄せ少し怒ったような顔
大人っぽい顔してるくせに
子供みたいなこと言い出した。
「私、みんなのオモチャじゃないよ…」
『わかってる、でも、やっぱり俺のモノにしたい！あの二人とは、何もないでしょ？』
「無いよ！なんにもない！ただ、気持ちは…言われた言葉は胸に残ってる。
私の気持ちがわからない。自分でも分からないの。」
『Aちゃん…キスしたいよ。。。』
優しく大きな手で頬を包み込んで
切ない瞳で、まっすぐに見つめ、そんなことを言われたら？
うるうると綺麗な瞳が見つめる
唇が、少しだけ開いて綺麗な歯がチラリと見える
あのくちびるにもう一度触れてしまったら？
あのキスをまた味わってしまったら？
ジョングクくんに…
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taem0382(プロフ) - いえいえ、こちらこそ！ (2018年6月21日 23時) (
レス) id: e3ea4f186d (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - taem0382さん» いやいや、なんとも嬉しいコメントありがとうございます(涙)その一言で、やる気が数倍上がります！！マイペースですが、これからもよろしくお願いします(☆∀☆) (2018年6月21日 19時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
taem0382(プロフ) - いえいえ！毎回読みやすくて楽しいお話なので新しい作品も読ませていただいてますｆ^^*) (2018年6月21日 18時) (レス) id: e3ea4f186d (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - taem0382さん» 毎度(？)ありがとうございます♪コメント、とても励みになります！私の中では七変化なジミンちゃんなので、どんなジミンちゃんも好きですが、お気に召してもらえたら嬉しいです(≧∇≦) (2018年6月21日 18時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
taem0382(プロフ) - はい！新しい作品更新されてるのを最近知ってコメントさせていただきました(^^)悪ジミンもいいです(^^♪ (2018年6月21日 15時) (レス) id: e3ea4f186d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/daxlsw1/
作成日時：2018年5月1日 16時
