夜−13− ページ20
．
．
会って、まだ間もないのに
話も少ししかしてないはずなのに
なんでこんなにすんなりと私の中に
心に入ってくるの…
ホソクのせいで、今まで我慢していた涙も気持ちも、どんどん溢れてきちゃうじゃない。
ホソクは、私の心を掻き乱す。
前を向いて行きたい。
未来に向かって生きたい。
それは、心のどこかにあったこと。
だから、ほんの少しの希望があったら
その光に向かって行きたくなってしまう。
ホソクを好きになったら
一緒に過ごしてしまったら
きっと大切にしてくれるたろう。
優しくしてくれるんだろう。
私は、幸せな毎日を過ごしてしまうんだろう。
でも、私は忘れてはいけない。
あの人の事を。
自分だけが幸せになってはいけない。
ひとりで
自分だけが幸せになるなんて。
ぐしゃぐしゃと泣きながら…
「ホソクのっ、こと、なんかっ、好きにならない！っく。ならないっ、から…絶対に！」
嗚咽混じりの言葉は、ホソクに
と言うよりは
自分に言い聞かせていた。
そんな私の涙を胸で受け止め
優しく抱きしめてくれて
トントン背中をリズム良く叩きながら
『分かった、分かった。それならそれでもいいから。ゆっくり、ゆっくり…』
ヒックヒックと、涙も嗚咽も止まらない私を、落ち着かせようと、ホソクは、しばらく優しく抱きしめ、優しく優しく撫でていてくれた。
．
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 193人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
xxl(プロフ) - メロンさん» あと、私の作品をお読みいただいたとしたら分かっていただけるかと思いますが、ほぼ自分の思いつきでの書き始めで、更新は時間のある時に。というマイペースでさせてもらっています。申し訳ないですが、書ける時に書くと思います。その時は是非よろしくお願いします。 (2018年2月22日 16時) (
レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - メロンさん» わざわざお返事ありがとうございます。いつか書けるように頑張りますねー！！ (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - alexandrite_bbcさん» いつもありがとう〜！人それぞれ捉え方も違うだろうけど…希望は持って欲しい。という一意見だと思ってね。何でもない毎日が幸せだと、思える…そして歳を感じる！（´-`）.｡oO (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - メロンさん» 提案、コメントありがとうございます！ただ、ポンポンと書けるタイプではなくて、いつか妄想力が働いてくれて、書ける時が来たらその時は是非よろしくお願いしますね♪ゆっくりと期待せずにお待ち頂けたらなと、思います。(；´∀｀) (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 心にしみるお話でした。じっくり読み返すね！そんでまた、思ったことここに書くね！(*^ω^*) (2018年2月13日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時：2018年1月16日 17時
