夜−14− ページ21
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『うん、いいよ、今は。俺が都合のいい男になる。Aが、月曜に会いたいって思うなら毎週一緒に過ごしてあげる。
好きにならないならそれでもいい。
俺、心広いでしょ?俺にならどんだけ甘えてもイイから。ね。』
だいぶ落ち着いた私に、また優しくそう言って甘やかすんだ。
甘えてしまう。ずっとこうしてホソクに甘えていたい…
『でも、やっぱり、そうだな。Aが、そう言うなら…俺が会いたいって言ったら会いに来る事。
行きたいところがある時は俺に付き合う事。
俺の言う事やお願いも、聞いて。ね?』
それは、もちろんだよ。
私が都合のいい女になりたいって言ったんだから。
「いいの?」
『いいよ、お互いに利用するんでしょ?決まりっ!まずは月曜は、必ず俺んちに来ること!』
「分かった。」
眠かったはずなのに、私に付き合ってくれて悪かったな。
また、私はたくさん泣いたせいか…ホソクが一緒に居てくれるからなのか、眠くなってきた。
やっぱり今日もホソクが居るからかな
眠れそう。
「ホソク…ごめんね、今日は私が寝かせてあげるって言ったのに。眠いよね?
私も眠くなっちゃった。」
『いいよ、たっぷり泣いたしね?先に寝て。
俺は、Aの事抱き枕だと思ってこのままぎゅーで寝るし。』
パジャマの袖で、グイグイ私の涙を拭き
ブサイクになってるんだろう私の顔や頭を撫でてくれてる。
スルスルと髪の毛を指で梳く。
あぁ、気持ちいいな
やっぱりホソクと居ると気分が落ち着く。
すぅ っと眠りに落ちる瞬間だと思う。
『でも、Aがどう言おうと、俺がAを好きになっちゃったら、それはしょうがないよね?』
小さくホソクが呟いたのを
ぼんやりと頭の片隅で聞いていた。
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xxl(プロフ) - メロンさん» あと、私の作品をお読みいただいたとしたら分かっていただけるかと思いますが、ほぼ自分の思いつきでの書き始めで、更新は時間のある時に。というマイペースでさせてもらっています。申し訳ないですが、書ける時に書くと思います。その時は是非よろしくお願いします。 (2018年2月22日 16時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - メロンさん» わざわざお返事ありがとうございます。いつか書けるように頑張りますねー!! (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - alexandrite_bbcさん» いつもありがとう〜!人それぞれ捉え方も違うだろうけど…希望は持って欲しい。という一意見だと思ってね。何でもない毎日が幸せだと、思える…そして歳を感じる!(´-`).。oO (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - メロンさん» 提案、コメントありがとうございます!ただ、ポンポンと書けるタイプではなくて、いつか妄想力が働いてくれて、書ける時が来たらその時は是非よろしくお願いしますね♪ゆっくりと期待せずにお待ち頂けたらなと、思います。(;´∀`) (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 心にしみるお話でした。じっくり読み返すね!そんでまた、思ったことここに書くね!(*^ω^*) (2018年2月13日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xxl | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時:2018年1月16日 17時