夜〜17〜 ページ24
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「今度の月曜日は、そっちに行けないかも。それか遅くなるかもだけど、寝る時には行ってもいい?」
『えー!いいけど、なんでー?一緒に見たい映画があったのに。』
「デートらしい。友達がどうしても。って、しつこいの。心配してくれてんのは分かるんだけど…長いこと会ってなかったし。ね」
『男?誰かに紹介してもらうわけ?デート?行く必要ある?それ。』
やっぱりムカついた。
行って欲しくない。
ほかの男と会うの?デート?
やっぱりムカついた。
「幼馴染なの。その子が紹介したいって。今までずっと会わないでいたんだけど、そろそろ一回会ってこようかな、って思って。」
『会ってどうすんの?なにすんの?ちゃんと遅くなっても帰ってくる??』
なんだこれ、俺は、彼女か?家で待つ彼女か?
「んー食事とか?わかんないや、
寝に帰ってくるよ、いいでしょ?その日しか時間が合わなくて。」
ダメじゃない。
いいよ、いいんだけどさ。
なんだよ、なんでほかの男に会わなきゃいけないわけ?
なんなの。
そんなの断れよ、
と、言えないところが彼氏でもない俺の立場の辛いところかな?
『会わなくても、断ればいいじゃん、ずーっと断れば、諦めるでしょ?』
「ん〜そうだけど…なんだろうね。私もよく分からないんだけどさ、こう、気持ちの整理?最近こう、なんて言うのかな…わかんない。会いたくなったの。
一度とりあえず会ってくる。やっぱり話したい。久しぶりに会いたいし。」
なんか、納得いかない。
俺がいるのに。
俺の事、好きにならないとかなんとか言ってて、ほかの男は好きになるんだろうか?
嫉妬か?
不安。モヤモヤと気持ち悪い感じが胸に残る。
『出来るだけ早く帰ってきて欲しい!寝ないで待ってるから、俺、Aがいないと眠れないんだよー!?』
「ふっ、何言ってんだか。それは、ホソクじゃなくて、私のセリフでしょうが。」
『なら、絶対に早く帰ってきて!分かった?』
「ハイ、ハイ。」
俺の彼女感……
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xxl(プロフ) - メロンさん» あと、私の作品をお読みいただいたとしたら分かっていただけるかと思いますが、ほぼ自分の思いつきでの書き始めで、更新は時間のある時に。というマイペースでさせてもらっています。申し訳ないですが、書ける時に書くと思います。その時は是非よろしくお願いします。 (2018年2月22日 16時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - メロンさん» わざわざお返事ありがとうございます。いつか書けるように頑張りますねー!! (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - alexandrite_bbcさん» いつもありがとう〜!人それぞれ捉え方も違うだろうけど…希望は持って欲しい。という一意見だと思ってね。何でもない毎日が幸せだと、思える…そして歳を感じる!(´-`).。oO (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - メロンさん» 提案、コメントありがとうございます!ただ、ポンポンと書けるタイプではなくて、いつか妄想力が働いてくれて、書ける時が来たらその時は是非よろしくお願いしますね♪ゆっくりと期待せずにお待ち頂けたらなと、思います。(;´∀`) (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 心にしみるお話でした。じっくり読み返すね!そんでまた、思ったことここに書くね!(*^ω^*) (2018年2月13日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xxl | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時:2018年1月16日 17時