4兎【過去編1】 ページ6
※突然ですが過去編にいきます!
Side神威
Aと出会ったのは俺が5歳の頃・・・
毎日雨が降る俺が生まれた星、烙陽
楽「だっ!」
神「こら神楽、暴れるな。落ちたら怪我するだろ」
神楽をおぶって買い物していたけど、いつもは大人しいのに俺の背中で暴れるから下ろして抱っこした
神「どうしたんだ神楽?」
楽「だ!(ビシッ」
神楽の小さい指が指す方には空き家でその空き家は霊が出るって噂で誰も住んでいない
俺は信じていないから怯えもせず近付いたら雨の音と混じって泣き声が聞こえた
えっ、マジで霊いるの!?
神「(庭の方から聞こえる…)」
俺は神楽をしっかりと抱いてゆっくりと泣き声が聞こえる庭へと足を進めた
『ヒック…うっうっ…』
神「(女の子…多分俺と同じ歳かな)」
庭にあるベンチに座って泣いている女の子の髪の色は俺と同じ色だった
それに雰囲気が母さんに似ているけど今はなんか・・・神楽が少し成長した感じだ・・・
そう思っていたら・・・
神「なんで泣いてるの?」
『ビクッ!』
神「怯えなくていいよ」
俺に驚いたのか体を丸めて怯えた女の子。傘は持っていないのか全身びしょ濡れだ
神「傘持ってないの?」
『ビクビク…コク』
神「じゃ俺の傘にいれてあげる」
俺は女の子を俺の傘にいれて神楽と傘が落ちないように器用に鞄から偶然持っていたタオルで女の子の頭に被せた
神「これで拭いて。俺、傘と神楽持ってるから拭けないんだ」
『…ぁ…ありがとっ』
初めて聞いた女の子の声は予想以上に綺麗な声だった。ゆっくりとタオルで髪を拭く女の子を観察した
肌は白くないから夜兎族じゃない・・・
それに瞳は緑色で魂が吸い込まれそうな感じが・・・
神「(ハッ、もしかしてこいつが幽霊!?)」
なわけないし・・・幽霊だったらタオルに触れたり持つこと出来ないからね
楽「だっ」
『イタッ』
神「ちょっ神楽!叩いたらダメだろ!ごめんね、痛かった?」
『すごく痛い…グスッ』
神「(完全に幽霊じゃないね)」
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銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - この小説の3兎のところで春雨第7師団が春雨第7団になってましたので直してくださいネッ! (2018年4月8日 9時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - もしもかいえんたいとか出たらこうかきます→快援隊ですアマントは天人です (2018年4月8日 9時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - 私神威が大好きダカラキュンキュンしちゃったナ..... 早く続きが見たいんでよろしくネ (2018年4月8日 9時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
桜妖殿(プロフ) - 真由さん教えてくださりありがとうございます!神威小説を書くのが初めてで台詞が合ってるのか不安でした。本当にありがとうございます!! (2017年10月28日 13時) (レス) id: 5774c21632 (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - すいません。気になったのですが、神威のセリフの語尾がカタカナになってるけど、喋り方は普通です。 (2017年10月28日 10時) (レス) id: efeb5e493c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラAI | 作成日時:2017年6月16日 8時