ぼやける記憶の人達１ ページ33
・・・―――・・・
呼んでる・・・
・・・A・・・
この声は・・・
『…だ…お…？』
ら「！A大丈夫か？」
『うん…』
ふと頭にひんやりした感覚がして手を伸ばして触ったら保冷剤だった。周りをみて病室のベッドで寝ていたのだと分かった
保冷剤を持って体を起こしらだおから貰ったミルクを飲んで一息ついた
ら「…なにか思い出した？」
『うん…仲間と一緒にスプレー消してた…警察署の塀に大量のスプレーをやられて…愚痴りながら雑巾で消して…その時間がすごく楽しかった…』
ら「…そっか。ちょっとでも思い出してよかったじゃん」
『うん…』
ら「…まだここで寝てろ。落ち着いたら本署に戻ってきな」
『…ありがと、ごめんね』
私の頭を一撫でし病室を出たらだおを見てからベッドに寝転び一息吐いた
思い出した記憶に出てきた人達の顔を思い出そうとしたけど顔がぼやけて思い出せなかった
『…早く思い出したいっ』
思い出せなくて胸がもやもやして早く思い出したい気持ちが強くなって焦ってしまう
―――よっA！
―――おいA
―――A先輩！
―――A姉さん！
『っ』
思い出せない人達の呼ぶ声が頭に響いて頭を抑え、しばらくしたら声が聞こえなくなりゆっくりと起き上がってベッドから降りて病室を出た
ロビーにいたももみにアイスパックを返し本署まで送ろうかと気遣ってくれたが丁重に断り街の中を歩いた
『！これって…スプレー…』
建物の壁に黒い翼の真ん中にMOZUと描かれているスプレーを見つけそっと触れた
『ギャングのスプレー…もし消したらどうなるんだろう…』
―――消したらギャングに通知が来るから気をつけろよ
横から知っている声が聞こえ振り向いたらピンク色のショートボブの女性が立っていた
顔は前髪で見えなく、女性はスプレーに触れて私を見ないで喋りだした
―――スプレーを吹きかけてシマを維持したりシマを塗り替える為に必要な事をギャングはやってるんだ。だから俺達警察はスプレーを消すのは命掛けなんだ
『…じゃあギャングにとってスプレーは命なんだね』
―――そうだな
『！』
私の方を振り向いたがやっぱり女性の顔がぼやけて見えなかった
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aiai2053(プロフ) - http://uranai.nosv.org/uploader/common/e/4/6/e46aed7575d39453e625fdbee5bbe49c.jpg通りすがりの暇人です。素人ですがよろしければどうぞ。 (3月6日 22時) (
レス) id: 5392177912 (このIDを非表示/違反報告)
妖怪○ォッチ新作！悲しき悪魔 - ストグラ好きなのでマジこれからも頑張って欲しい！文章の書き方上手いし、分かりやすいです！最新待ってます。 (2月18日 18時) (レス) @page24 id: bbc2ce6785 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！とても面白くてちょうどいいところで切れたので「くっ、、」となりましたwこれからも頑張ってください！ (2月15日 0時) (レス) @page18 id: 769f5f5807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラAI | 作成日時：2024年2月12日 20時
