【浦島坂田船】学生の浦島坂田船が転生して異能力げっちゅーしてヨコハマで暴れる話【文スト】

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志麻side


俺の教育係の人は物凄い変人のおっさんだった。


梶井基次郎だっけか。
梶井さんって呼んどるけど、

髪型もテンションも服装もキモい。
やぁー本当に大丈夫かねぇ、




とか思ってた時期が自分にもありました。

「志麻くゥん。キミ
絵が下手くそすぎて異能力がキミの絵を認識していないよ？

なに？それ。イソギンチャク？」

「え、ヤマタノオロチの心算なんスけど。」

じゃあテメェが描けや、と思って、
普通の紙に書いてもらったら


「え"」


鉛筆一本で、まるで写真の如く檸檬を描いた梶井さん。
あ、この人モナリザ描いてる、
アカンやめろ俺が惨めや。

………。

それから俺は何故かたまに絵のレッスンをさせられてる。
何でや。戦い方教えろおっさん。


でもそのお陰かまともな絵は描けるようになった。
ヤマタノオロチも描けるようになったで！

notebookloveで出せるようになった物は大分増えた。

けどこれには難点が１つ。
食べ物とかは、出せるけど腹は満たせないってこと。
要するに味だけで栄養は摂取不可って訳だ。

まぁそこまで支障はないからいいんやけどさ。


で、俺は今、檸檬爆弾の扱い方を教えてもらっている。
使わねぇええとか思ったけど、いざって時に
能力使って作り出すことは出来なくもないから
まぁ、知ってて損はない、かな？


「で、そうそう。そこにぶち込むんだ。
志麻くんは飲み込みが早いねぇ。


で、次はそこ。」


ある程度パターン化して、
状況に応じて使いこなす。

俺の異能は大した縛りもなくほとんどものもが作り出せるから、
刀とか、銃とかの使い方も教えてもらわにゃならねぇ。

こう、マグナムでも出して格好よく撃ちたいが
生憎そんな画力は持ち合わせていない。
坂田画伯じゃ無いんだから。

宝の持ち腐れって、よく言うよね……。


体術はそこまで出来ないが、
拳銃は結構な使い手になった。

ライフルとか、ハンドガンもサブマシンガンも
もちろんマグナムも。

まぁバイオの経験が効いたな。

多分うらたんには勝てる。
その代わりうらたんは体術を極めてるから
刀とか、体の動かし方とかはうらたんのが上手い。

もっと上手くなってはよ外出回れるようになれれば
Aちゃん探しに行けるのに。

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