二二話 ページ23
森「君はね、自分を下に見過ぎだよ。君の事を尊敬し、敬う者ばかりだ。敵には血も涙もない守護神的な存在だね。それに、幹部の名が伊達では無いことも皆知っているよ。不安なら、紅葉君に中也君。広津さんに芥川君。時には太宰君にだって助けを求めたらいい。皆喜んで助けてくれるだろう」
そんなの無理だ。
だて、何も知らない
何も判っていない
光も 闇も
善も 悪も
なにも…
そんな者が、組織を背負っていけるわけがない
中「セラ」
中也さんが俺を呼んだ
俺が俯くと、目の前に手を差し伸べられた
中「気付けねえで済まなかった。お前なら大丈夫だ。だが、助けがいるんなら、俺は何時だってお前を助ける。どんな時でも」
紅「私も中也と同じじゃぞ。そなたが望むなら、幾らだって手助けをしてやろう。今まで辛かったろう?しかも、鴎外殿の所為で」
ジト、と姐さんがボスを見る
森「う…私も、急ぎ過ぎたね…済まない」
広「勿論、私も助力を惜しみません」
俺は顔を上げた
皆が、笑って俺に手を差し伸べてくれている
俺は、その手に、触れた
唇をかむ
「ありがとう…」
俺はそう云って笑った。
感謝と本当の事実を云う勇気のない自分を呪いながら
精一杯に笑った
何時か、何時か話そう
包み隠さずに何もかもを…
此処が、俺は好きだから…
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幸祐 - 夜碧さん» ！！！済みません…忘れてました…!!!ありがとうございます(*^。^*)これからも堕作者ですが、宜しくお願いします (2017年4月3日 11時) (
レス) id: 7384e0d041 (このIDを非表示/違反報告)
夜碧(プロフ) - 初リプ失礼します。凄く面白くて�気�ら一気に読めてしまいました！続きが楽しみです！！ �犬世吋�リジナル作品のタグ消し忘れてませんか？？(;´･ω･) (2017年3月29日 16時) (レス) id: 2aab9f93c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸祐 | 作成日時：2017年3月23日 15時
