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理想4 ページ4

「あっ、桜花さん。部活、決まりましたか?」


風斗先生が走り寄って首をかしげて問いかけた。
…部活。


「…剣道部に、入ろうかと思っています。」


たどたどしく言えば、ぱぁっと表情を明るくする先生。
……この人、本当に先生なのかな……

「わぁっ!よかったですーっ!
剣道部、一人しかいなかったので…部長さん、喜びますよー!」


意気揚々と話しているところをみると、まるで同級生。
……可愛い。


____________


「さて、ここが剣道部の部室ですよ!
ここからは、紅蓮軍の先生が説明してくれるかと思うので!」

ふわっと笑い、軽い足取りで去って行った。

………ここが、剣道部の……


一人で剣道部をしてたって……一体どんな練習をしてたんだろう…?


「(もしかして、分身できるんじゃ…?
あ、いや、でもな…分身したって…)」


思考をぐるぐる巡らせて、いつの間にか自分の世界に行っていたとき、


「___おい。なにしてんだ?」


頭上から声が聞こえた。

はっとして後ろをむくと、整った顔立ちの、赤髪の男性。
スーツを違和感なく着こなしているあたり、多分先生。


「…ぁ。………あの、剣道部に入部したくて……」


ぴくっと片眉を上げたことを、私は見逃さなかった。
あ、品定めだ。直感的にそう思った。

口を開こうとすれば、相手は邪魔するかのように喋りだした。


「……剣道か…そうか。…………よし、来い。」


部室から、がたっという音が聞こえた気がした。

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ココアサイダー(プロフ) - しふぉん@堕天使さん» ありがとうございます!わ、凄い嬉しいですw (2016年7月14日 7時) (レス) id: ee20326e23 (このIDを非表示/違反報告)
しふぉん@堕天使(プロフ) - ココアサイダーさん» ああああっ!!!!マジですかっ!?う、嬉しいです本当にっ!!! 私も、ココアサイダーさんの文スト小説大好きですっ!!!!! (2016年7月14日 2時) (レス) id: e202bc62ee (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - めっちゃ面白いです!ちなみに貴方様の文スト小説のファンなんで嬉しい!! (2016年7月14日 0時) (レス) id: ee20326e23 (このIDを非表示/違反報告)
月八(プロフ) - しふぉん@堕天使さん» 読んだよ〜〜♪勝手に紹介したけど、良かった?僕も面白かったよ〜。お手本にさせてもらうね…!! (2016年7月5日 8時) (レス) id: a848845adb (このIDを非表示/違反報告)
しふぉん@堕天使(プロフ) - 緋彗さん» ぶ、文ストも読んでくれたんですね…!!嬉しいです!! お手本だなんてもう…(白目)← 応援ありがとうございます!頑張ります!! (2016年7月5日 5時) (レス) id: e202bc62ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しふぉん@堕天使 | 作成日時:2016年7月4日 1時

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